夫への愛に狂い自ら命を断った実母の影を纏うヒロインのミネレーリ。
実父とその家族から冷遇されながらも自分の立ち位置を理解して常に冷静に凛とした姿勢を崩さない淑女として育った彼女。
育った環境のためか、表情は乏しくて何を考えているのかわからないミステリアスな雰囲気がとても魅力的だと感じます。
ヒーローのカクトスが惹かれるのも分かる、分かる。
表情筋が死んでるミネレーリの表情を読み取れる従姉妹のミンティアは、ミネレーリのことを案じ、本当に大切に思ってくれている強い味方ですね。
ミネレーリとカクトスの恋の行方とミネレーリと家族との関係がどう縺れ合っていくのか、藤田和子先生の繊細な作画がこの世界観にぴったりで今後の展開が楽しみです。
藤田和子先生って学生の頃に『中庭のイブたち』という作品をフラワーコミックスで単行本化されてたのを購入したことがあったなぁ…と思春期を思い出してなんだか懐かったです。