ネタバレ・感想あり蝶の眠る庭のレビュー

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改めて「6と7」の2人を想いました。
ネタバレ
2025年11月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 寄生主と人との関係を思った「6と7」でしたが、前日談にあたるこの作品の2人と禄斗と七海の関係を比べる事ができて、改めて七海の心の清らかさを感じてため息でした。ネタバレしますが、「6と7」で水族館に行った後、初めて禄斗が出会った同種の黒髪の方(京極)の物語がこの「蝶の眠る庭」だそうです。

冒頭の言葉、偽物は本物にはなれない…は、京極、榮人にとっては本物になる事が出来なかったのかなと。作家京極は、恋人の榮人から得るインスパイアから自身が納得する作品を生み出していたのに、今はスランプだと。それはもう榮人が榮人ではないから書けない訳ですが、何故そうなったのかを知ると京極という人間の欲深さや、ある意味榮人を糧に作品を生み出していたのだろうなと。少なくとも京極には榮人程の愛は無かったからあの様な結末だったのかなと感じました。

その後の京極は榮人に寄生していた者が京極に乗り換え作家京極の人生はそこで終わるわけですが、人との関係が短いのが寄生主達の一般的な生き方なのだとしたら、禄斗と七海の関係は愛だったのかなと。この作品を読みながら改めて2人を想いました。良かったです。
名作「6と7」に登場したキャラのお話。
ネタバレ
2025年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は単体でも楽しめますが、名作「6と7」に登場したキャラのお話なので、先に「6と7」読んだ方がより新鮮な気持ちで「6と7」を楽しめると思います。
後から「6と7」を読む場合はこれはこうだったのかとか色々発見出来る楽しみもあると思います。

この作品は先生のSNSによると「6と7」の2年程前のお話だそうです。
「6と7」も踏まえてのレビューなので2作品のネタバレ注意です。

花を愛でた榮人。(名前にも注目です)
穏やかに見えた日常が京極のスランプで崩れて行く。

偽物はやはり偽物で本物とは違う。
榮人の偽物の発想が自分の理想を超えないことに気付いた京極は…。
搾取対象にする筈だった偽物に搾取されてしまうとは。元々は自らが犯した罪。
偽物が憐れに思う程、京極は冷酷無慙でした。

それにしても「6と7」の京極が偽物だったとは…。読後は偽物が辿ったその後の約2年間に想いを巡らせました。

榮人は花の咲く広い庭で眠っているのでしょうか。榮人主体のお話しも読んでみたくなりました。
おもしろかった!!
2025年10月12日
「6と7」から作者さんの作品を知りましたが、今回も…ゾクゾクが止まらなかった…!!
表紙含む全37ページ。こちらの作品も色んな解釈ができるなぁ〜って、何度も読み返しながら、いろいろ考えてます。
ぜひ、読んでほしい!!
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作家名: 凡乃ヌイス
ジャンル: BLマンガ
出版社: 東京漫画社