ふっと目に飛びこんできたアダルト作品。
BLアダルトは手にするものの、TL、異性アダルトの経験値は低め。
どれどれ…と試し読み。
…好きかも。
セール中も手伝って購入。
そして不完全燃焼wに近い感覚に陥り、2巻はプロパーで購入。
不完全燃焼と言うのは物足りないとかではなく、手に持ったままのハンバーガーを食べるチャンスを逃したような、やっと揺らいだロウソクの灯をもう少しだけみつめていたいような、後もう少し、もう少し彼らの味が知りたい、、、のような。
ま、そんな感じで2巻も即購入。
1巻のふたりの距離や背負う殺伐さを中世らしい時代背景がさらに助長しています。
命しかない。
その命でさえ味わいのないもの。
ひどい扱いをされるシーンがあるので苦手な方もいらっしゃるかも。
しかしエンディングでポッと温もりをわずかに感じるのです。
このささやかさがイイ!
これで終わりでも良いのよ!本作品。
しかし上記のような心持になりましたのでね。
2巻はね、愛のお話。
あたたかい。
あたたかいの~。
エロいと言うよりあたたかい。
もちろんアダルティシーン満載ですよ。
隅々まで…というセリフの有るシーンは感動です。
1巻の命しかなかった二人が”生”で満たされました。
悲しみや苦しみが隣にいる人のぬくもりで少しずつ解きほぐされてゆく安堵のような幸せですよ。
いや、素晴らしいです。
1巻60ページ
2巻113ページ
どちらかと言えばオーソドックスなお話。
初読み作家様でした。
追いかけちゃいますよ。