「おれは死んだら花火になりたいわけ。その花火を一緒に作ってほしい」
自分の遺骨を入れた花火を作ろうとする、男子高校生たちの物語――。
画面から迸る、強烈な個性
一巻完結。表題作のみ
この作品、すっっっごくよかった
あまりに良すぎて、しばらく言葉を失った
とにかく二人が可愛いです
二人のおバカなところも滅茶苦茶なところも笑っちゃうほど痛快で、読んでいてずっと楽しい
打ち上げ花火って自分で作ろうとするとすごく大変なのね…二人の無謀なチャレンジに目が離せない
ラスト、胸に突き刺さりました。
個性的なタッチの絵が、最後に胸をえぐってくる
青春モノの名作は?って聞かれたら、多分ずっとこの作品を思い出すと思う
センスの塊みたいな作品。楽しくて切なくて美しい物語でした
静かな秋の夜に。おススメです
【2025.11.26 追記】
伊藤九先生のXで、三年前に描かれた短編「かないさん」が公開されています
こちらもすっっごくよかった…
無料で読めますので是非