ネタバレ・感想ありシュトヘルのレビュー

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壮大なストーリー
2024年12月1日
めっちゃ面白いです!一瞬定番の異世界転生モノ??と思わせといて、全然違います!壮大な西夏文字を巡る物語!最初は描き込みが凄すぎて読みづらい面もありますが、その世界に入ってしまえば、大丈夫笑!伏線すごいんで、ファーーーッ!!となります!キャラも魅力的でカッコいい!オススメです!
「文字」は美しき生き物
2021年8月9日
フォローしている方のレビューが、一つの物語のようでとても惹かれました。元々「言葉」は好きなのですが、「言葉」と「文字」の圧倒的違いを突き付けられ、「文字」への新たな気持ちが芽生えました。言葉は瞬間的であり記憶に残ってもいずれは消えるもの、文字は記憶から消えても時を経ても伝わり続ける可能性のあるもの。”可能性”としたのは、人間の在り様に左右されるという危うさがあるから。
無料版1~3巻を読みました。すでに、2・3巻で泣けて仕方なく、もう1度読み返し、紙版で14巻セットをポチりました。これは、紙で読みたい。
というわけで、最終巻まで読むのは後日です。
本当に、画力と迫力がすごい。すごいというか、凄まじいです。シュトヘルとユルールはもちろん、ハラバルにも惹かれます。この後どうなっていくのだろう…。
そして、凄まじさから一転のオマケ漫画の面白さよ…めっちゃ笑う。で、本編でまた圧倒されて泣く…心が忙しい笑。
フォローさんのレビューがなかったら、出会えてなかった作品です。ありがとうございます。(8/13まで1~3巻無料)
滅び行く国の『文字』を巡り
2021年8月8日
圧巻。昔、読んでて完結してから読んでなかったんですが、只今1~3巻無料につき久々に読みました。やっぱりめちゃくちゃ面白い。人類史上最大規模の世界帝国モンゴル帝国の基盤を築いた偉大なるチンギス・ハーン。彼が執拗にその全てを消し去ろうとする西夏国の「文字」。文字こそが人々を救うと信じる少年ユルール。モンゴルに故郷を滅ぼされモンゴル人の命を奪うことを最上の喜びとする亡霊シュトヘル。復讐が復讐を呼び、奪い奪われることは終わらない。そんな最中、文字が紡ぐ千年先の世を叶えようとするユルール。彼と出会い、生きることを考えるようになったシュトヘル。伝えたかった言葉がある。それを遠く離れた愛する人へ伝えて欲しい。それだけのことだ。死んでいった仲間を覚えていたい。名前は知っている。音も知っている。ただ、時が流れ顔が思い出せなくなってくる。それを救ってくれたのが文字だった。例え、人が死んでも、その人が生きていたことを記した文字は生き続ける。自分の考えを記した文字は、自分を離れ、生きていく。そのことに安堵する登場人物たちに、その時代を生きていた人々のことを思い心が震える。歴史は勝者が紡ぐもの。勝者にとって都合の良いことが伝わっていく。それでも、この世界から実際に特定の文字全てを消し去ることは出来なかっただろう。後に、それは悠久の時がかかろうとも文字が"真実"を伝えてくれる。過去の言葉を学ぶことに意味はあるのだ。自分は日本の教育が古典を省略しないでくれたことに感謝します。千年前の記述を今なお当然のように知識として得れることが誇らしい。登場するキャラクターが皆魅力的。敵も味方も。『皇国の守護者』の作画をされてた先生。圧倒的な画力。戦闘描写に惚れ惚れ。本当シュトヘルかっこいい。ユルールとシュトヘルの、例え側にいなくとも、生きてさえくれていればそれで良いという圧倒的な愛に、何も言えなくなる。激動の時代。生きてさえいてくれたらそれだけで十分。そんな愛に何も言えません。主人公から見ればモンゴルは敵側ではあるんですが、モンゴル帝国が一時代を築く話とか、好きな方はお好きと思うので、もっと有名になってもいいくらいの傑作と思います。ただ、若干設定には疑問があって首を傾げる部分もあるんですが、そんなことは些末なこと!とさせてください…笑。巻末のオマケ漫画が面白い笑。本編ヘビーでシリアスでもオマケで救われます笑。
壮大な愛
2021年4月22日
大好きな作品です。画がとても綺麗で上手で憧れます。シュトヘルの、ユルールの、スドーの、それぞれの誰かを思う愛がとにかく泣けます。どんな終わりが待っているのかと、悲しい結末も覚悟して読み進めましたが、心から泣けて、あーーーーー……って思える最後でした。
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心震える名作
ネタバレ
2020年12月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ モンゴルで生まれたユルール(祝福)という少年の物語

今、私たちが普通に使っている文字が
どのような情熱と努力によって守られてきたのか垣間見える名作です。

圧倒的な画力で「少年が男になっていく過程」が描かれています。

このマンガのテーマは「文字」
識字率が低い時代に亡くなった仲間の名前を忘れない為、他の出来事を覚えないという人が出てきます。
そういう人が「仲間の名前」自分や子供の名前を読み書きする事で文字の価値を感じていきます。

文字の多様性について
このマンガの中盤で
歴史は勝者の都合良く書き残される。
文字は、嘘をつく
と、主人公は とある人に言われるが、
だからこそ沢山の文字がある事が必要だ
と反論する場面があります。

これを読んだ時、だから英語を理解する授業も必要だったのかと納得しました。

第二次世界大戦で日本語が無くならなくて良かったとも思いました。

もし無くなっていたら、長崎広島の事や戦勝国にとって都合の悪い事を記された本は読めず、知ることが出来なくなっていたと思うから

それに気付くきっかけをくれた本作は、読み手の人生を変える可能性を持っていると思います。
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名作!!!
2020年12月19日
存在知るのが遅すぎて紙で揃えられなかったので
取り敢えずこちらで確保しました。

中国の荒れた時代によくあった事も隠さず描かれてるので辛い場面もあります。
でも主人公から名前も出ない一兵士までホントに良い奴とか魅力的な人多くて、文字の持つ力を考えさせられるし、何度読んでも感動します。
もっともっと沢山の人に知ってほしいなぁ!
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作者さんの大ファンです
2020年11月5日
紙で購入済みの作品です。作者さんの漫画全てに言えることですが、キャラの感情の動きや思いの強さがすごくよく伝わります。ストーリーの流れや言葉遣いも素晴らしくて、漫画なのですが、小説のような文学的な美しさがあります。画力も凄まじくて、勢いもあり美しさもあり惚れ惚れします。キャラもみんな自分の信じるものがあり、かっこいいです。オススメです。
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人物の描き方が良い
2020年10月6日
こんな漫画が有ったのか!と面白さに一気読みしました。
人物が皆、どこか欠損してたりしながらも魅力的で、描き方が上手い。絵が大好きです。
戦闘も、超人的な動きにも説得力が有って、とにかく良いもの観ました。もっと世に知られても良いのにと思います。
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実は恋愛物?
ネタバレ
2019年11月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中国の歴史物でアクションあり、SFあり、はたまた転生があったり…とそこまで必要か?と思わせるほど色んな要素が盛り込まれていますが、一貫してシュトヘル とユルールの2人の関係が描かれているので、実は恋愛物と言えるのかな…?いや、私はあえて恋愛物と言いたい!2人のお互いを心底から信頼し合っている様子が大好きです。
でも義兄の首元に喰らいつく彼女って…
どっぷりとシュトヘルの世界に浸れました。この壮大な作品を描ききった作者に拍手と感謝を送ります。ありがとうございました。
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秀逸
2018年5月5日
こんなにも骨太で
こんなにも繊細で
こんなにも史実に近い
モンゴル物の話を見たことがない。

作者が女性と聞いて尚更何でこんなものがかけるんだろうと思った。

文字を容易に使える現代だからこそ、この作品の肝である心。

大事にしたいものである。
でも、これってよく考えたら
日本の場合平仮名になるのかな…
ドラマチック
2018年3月22日
女性にもおすすめします。登場人物の感情に重心があると思います。少年好きにもオッサン好きにもおススメです。ユルールがかわいいのにしっかりしてて頑固でかわいいです。シュトヘルやハラバルの超人っぷりが良かったです。特にハラバル。豪快です。
文字
2017年5月23日
文字って…と改めて考えさせられるテーマです。ユルールの幼さ可愛さにまずハマり、それぞれのキャラクターやそのやりとりにハマりました!!大人買いします♪ちなみに読み始めたきっかけは機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズのキャラデザの方の漫画と知ったからです(^_^;)
そうか
2017年5月2日
そうか「皇国の守護者」の作者の作品だったとは、他の人のレビューを読むまで気が付きませんでした。この作品はストーリーも含めて伊藤先生の作品ですが、キャラクターの台詞回しがかっこいいのは流石です。今後の展開が楽しみです。
泣ける!
2015年9月21日
生と死、過去と未来の繋がりや大切さを考えさせられるスケールの大きなストーリーで一気に最新刊まで購入して読み込んでしまいました!出てくるキャラもそれぞれが個性的で魅力的です。そして幾度とある再会シーンは泣けます。真っ直ぐな気持ちの持ち主ユルールが子供ながらも段々大人になっていき顔付きも変わっていく所は見ていて惚れぼれします。早く続きが読みたい〜📚✨
始終ハラハラ
2011年1月1日
もともと作者の作品が好きでリクしました。

戦争とは殺し合いでそれ以外の何でもない。
どうやって生き延びるか、どうやって生きていくか。
仲間を殺されたら復讐しかないのか?
違う。許す許さないのその先に何かがあるんだ。何かが…―!

物語の前提にある文字の存在よりも、そういう"人間的な部分"にとても惹かれます。オススメです!

欲を言えば
2019年4月29日
最後の最後まで結末が全然予想もつかなかったけど、ほぼすっきりと納得の最終話だった。なるほどねー、そうきたかー、みたいな。

ただ欲を言えば、主人公たちの結末は更にもう一歩先まで書いて欲しかった。あともう少しだけ説明が欲しかった。
そこは読者の想像に任せるということなのだろうけど。好みの問題かな?

とにかく読み応えはあり、最後まで夢中で読みました。
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心に残る
2017年1月16日
「皇国の守護者」で、切ない描写を上手く描いていたので、こちらも読みました。キャラ一人ひとりが、様々思いを秘めているのがとても素晴らしく、記憶に残る作品です。
おもしろい?のか?
ネタバレ
2017年5月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ スピリッツで連載読んで…諦めたやつ。
改めて読んでも無料だけで満足してしまった。
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