先生の作品はとてもシンプルな線で描かれ、温かみがあり、お落ち着いた雰囲気が魅力。
この筆からBLが?と思ってしまうほど。
しかし一度ページをめくると色気がふわっと満ちてゆきます。
本作品も主人公が現れた瞬間から彼の厳しい表情や項やしぐさ全てからあふれ出してくる色気。
もうそこから好き。
お互い心を寄せ合う恋人同士でありながら、苦しいすれ違い、過去のトラウマが98ページの中編でありながらグッと心に迫ってきました。
一コマ一コマにストーリーが余すことなく乗っている。
そして黒い縁取りをされた過去の場面の子どもの表情が苦しくて苦しくて涙が出ました。
ちょっと地雷の人もいるかもしれない。
オトナ版ではありますが、局部等はうっすら…です。
しかし先生の絵がお上手で、体の肉付きやライン、ヒシと抱きしめ合う腕や背中だけで愛し合うって素晴らしいと思わせてくれます。
**98ページ**