知っている作家さんたちの中でもトップクラスに画力が高いです。
元々ロン毛がお好きな先生だとは知っていましたが、今回攻めも受けも髪が長めの為、こだわりと愛を存分に感じられました。
キャラクターデザインが秀逸で見た目も魅力的でオシャレです。
更に内面についても、こういう人いるよね、こういう部分自分にもあるな、と感情移入しながら読むことができました。
セリフのひとつひとつに人間味を感じ、展開上言わされているように見える描写は全くありません。心の底からキャラクターたちが感じていることや、複雑な心理が繊細に描かれています。心まで複雑に絡み合うBLを描くのが本当に上手すぎる。
身体の絡みでは、粘膜の描き込みや処理にこだわりを感じます。構図も勢いがあったり、かと思えばゆったりと愛のあるワンシーンも見え、漫画の限られた空間で時間の緩急をこんなにも表せるのか!?と驚きました。
カメラワーク、演出が本当に上手です。
タイトルについてですが、「ほほう何が正解で大丈夫なのだろう?」と興味を持って読み進めましたが、物語が進むにつれて加速していく濃厚な描写、そこまでやっていいのか!!???という驚きがやってきた時にタイトルを思い出し、すべてに納得しました。
このタイトルの意味に「あ、そっかこれが正解だから大丈夫なんだ」…と腑に落ちる体験を是非してほしいです。
本当にいいんか!!???ここまでやっても!!??こんなことしてるよ!!!???と読み返すたびに思っています。
ちなみにですがキャラクターの自分たちの仕事に対する姿勢がかなりストイックで、そこも素晴らしいと思いました。作者様の真面目さも見えたような気がします。憧れを感じます。