ネタバレ・感想あり子供の言い分のレビュー

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4作目:子離れ親離れの大きな節目◎
ネタバレ
2023年2月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズ4作目
今回も勇太×真弓中心。共に親を知らない二人の避けては通れない過去編は涙なくしては読めないんですが、着地が素晴らしいから、このシリーズの再読沼に終わりが来ないんですよね笑
(原作も素晴らしいので贅沢な往復読みオススメ)

多過ぎる物を背負う勇太の苦悩編は、家族や無償の愛や人格形成のエグい部分に触れてくるのだけど、小難しい展開にせず、
東京下町気質と勇太の岸和田気質のがらっぱち調に、繊細なシーンをぶち込んでくるから堪らないんです。

この4作目は保護者の大河兄×秀にとって嬉し寂しい節目に。
やっと駄々を出せた勇太と頑固なまゆたんを立派に育てた秀さん、大河兄、志麻姉を労いたい笑。

それにしても大きいCPのモダモダよ!!

【シリーズ】1:毎日晴天→ 2:子供は止まらない→ 3:チルドレンズ→ 4:子供の言い分→ 5:いそがないで→ 6:花屋の二階で→ 7:コミカライズ番外編2 (◆原作小説=現在18巻+ 外伝+番外編2) ←原作番外編2巻今月配信♪
末っ子シリーズ3
2021年8月5日
『子供は止まらない』→『チルドレンズ・タイム』→『子供の言い分』。第1作では、真弓の話でしたが、今度は勇太の話。子供らしい素直さもあるけど、どこか擦れたような大人びた様子の勇太が、何故大人びているのか、それが分かるお話でした。親離れ、子離れは親子関係において実はかなり難しいフェーズなのかもしれません。多くの人はそれを何気なくこなすけれど、その加減の難しさをふと思いました。親子を取り扱う作品でいくつか心に残ってる言葉があります。「いっそ血が繋がってるからこそ諦められる。血が繋がってなかったら手放せない」とか「食っちまえばよかった」とか。前者は血の繋がらない親子のお話で、後者は実の子を亡くしたお話でした。手放すのが愛だけれど、他人に奪われるくらいならば手元に置いておきたい。親が子を思う愛情を考えると色々と複雑に思います。一方で、全く対極にある親子関係もあるわけで。BLというより、家族の話が中心であるこのシリーズ。面白かったです。ただ、個人的には第1作でカッコよかった真弓が、ちと頼りないというか…笑。個人的には強かな真弓が好きだったので、少し残念でした笑。
やっぱり良い!
2019年12月16日
毎日晴天!いいですね~
もうこの小説には二宮さんの絵しかないです。
ありえません!
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私この本何回買ったかな……
2019年8月25日
バースデーフェアでお買い得だったということもあり、購入。私この本何回紙で買ったか……電子で最後にしよう! と思い購入再読。この話は私が真弓たちと同じ年頃のときに読んだんですけど、今読むと大河たちの気持ちもよくわかる。十年越しとかに読んでも新たな面白さがあるシリーズだと思います。
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ますます面白い
2019年8月21日
真弓×勇太の続編で今回は勇太の過去にふれます。だんだん恋人として2人が近づき家族の絆も深まっていきます。このシリーズ最高です。
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シリーズに5以外つけようがない
2019年2月17日
チラ見では全く興味が湧くこともなく、今回シリーズ一作目が無料でなければずっとスルーだったのかと思うと本当に心からもったいないことをしていたと思います。シリーズを通して、少し前の時代の良き日本の家族や町や人のあり方が生き生きと描かれていて、それだけでなんだか泣けてしまう。このシリーズはもうBLではない。親子の愛に涙が止まりませんでした。
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「真弓と勇太」編
2018年5月31日
原作も好きで読んでますが、コミックになると「画」によって訴えてくるものがよりはっきりとする感じです。
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大好きな作品
2013年3月12日
これはシリーズものなので、最初から読んでいないと理解できない所もあるかと思います。一度ハマってしまえば、涙なしに読むことは出来ません。BLの枠を越え家族愛や、人としての孤独を考えさせられます。私にとって大切な作品となりました。何度でも読み返したいです。ただ、萌えやBLのお約束的な展開を重視する人にとっては物足りないかもしれません……。ですが、本当に沢山の人に読んで欲しい作品です。関西弁の攻めキャラが好きな人にもオススメです。
コレは読まないと伝わらない
2012年12月5日
レビューが低く最後まで購入してなかったお話でした。 が!これを読まないと勇太と真弓の絆は、勇太と秀の絆は理解しようもありません。 とても深く人間味溢れる幸せなお話です。 

これを最後まで購入してなかった自分に後悔しています(笑)
また子供シリーズ1から見返さなきゃ☆(*^_^*) 
真弓の強さと勇太の脆さがとっても新鮮で読み応えかなりあります。 
ここから、花屋の…に繋がるんでしょうね(*^_^*)
良いです
2023年9月29日
血が繋がってなくても、時間をかけて築き上げた思いや、すれ違いなど、やるせない感情が伝わってくるようでした。
若干、ヤンチャ設定を盛りすぎちゃう?とか思って読んでましたが、いいお話しでした。
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人の弱さとは
ネタバレ
2019年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 89ページに、「人を隔てるのは人の弱さや」という台詞があるんです。私はなぜかこの部分を読んでて「囀る鳥は羽ばたかない」の八代を思い出してしまいました。ごめんなさい全然別の作品なのに。八代が勇太と幼少期が少しだけ似てるからなのかもしれません、でも勇太や真弓の成長が見れた作品でした
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毎日晴天!の末っ子カプ
2015年7月13日
真弓と秀の連れ子勇太の話。2人の話は3作目です。勇太の家出に真弓がついてきます。そして初の…大河達より先でしたw最後の方にバース(犬)の話も載ってます。シリーズでオススメします!
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うーん…モヤモヤ
2012年6月4日
絵が好きでこのシリーズを今のところ全て購入してますが、このシリーズの中で一番心がモヤモヤした話でした。

少々ネタバレ注意。





とある理由で家出をしてしまった勇太。その原因を作ったのが里親の秀。
理由は書きませんが、これは絶対に秀が悪いだろうと勇太に同情してしまいました。勇太に感情移入が…(笑)

家に帰ってきた勇太の頬を叩き、心配かけたから謝れと言う秀に本気でイラッときてしまいました。
いやいやいや…、悪いのあんたやろみたいな。
秀も謝ってたけど、納得できない中身だった為に凄くモヤモヤしてしまいました。

それを全て引っ括めて、いい関係でしょ?僕ら。みたいな纏め方が個人的には嫌でした。


……でも絵は可愛くてほんとに好き。だから星2つです。
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作家名: 菅野彰 / 二宮悦巳
ジャンル: BLマンガ
出版社: 徳間書店