ネタバレ・感想ありダイヤモンド・パラダイスのレビュー

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最後まで読ませるドラマチックな物語
2024年1月14日
読んだ当時はまだ学生でした。先生の作品はほとんど読みました。私はこの頃の絵柄が一番好きです。様々な作品を描く先生の作品の中でもこれは切なさが、一番際立っています。改めて読みましたが、絵柄は確かに古い部分もありますが、(私はこれくらい丁寧で繊細な当時のタッチが好き)最後まで読ませるドラマチックな展開と熱量は、さすがだと感じました。
ラストは賛否が分かれる部分でもあり、私もどちらかと言えば…。ではありますが、作品としては非常に良く出来ています。作品が連載されていた時代が、求めていたのかもしれません。
私は先生の作品の中で、これはベスト10に入る作品だと思っています。
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39年経ても
2023年11月10日
雑誌連載始まった時から夢中で読んだ作品。単行本の表紙見るだけで胸が苦しくなります。本当に切ない名作。くじゃく菊をあしらったヘアアレンジのひとみがすっごく可愛くてあのページが一番印象に残ってます。
牧村先生に間違いはない😄
2022年7月9日
むかし別冊マーガレットで読んだのを思い出して購入しました。槇村先生のセンスが随所に光り輝き、ワンランク上の世界に連れて行ってくれます。ハッピーエンドが好きですが、牧村先生の美しくて綺麗で悲しくて切なくてウイットに飛んだ文学的とも言えるこの作品は本当に最高です。国家無形文化財的存在の先生だと思います。読んだことがない方、是非牧村先生の作品をお勧めします。
できれば
ネタバレ
2018年8月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ どっちの話も奇跡を起こして,幸せな結末にして欲しかった。だって,少女漫画なんだから。
必死に生きたいと思い始めた時点で,神様がしゃーないなーって助け舟を出して,AZでデュオ,NYで猫と一緒の同棲生活を。。。残された側は前向きに締めくくってたけど,やっぱり,すごい切なくて美しい話でした。
切ない
2017年8月30日
懐かしい!めっちゃ好きでした、この作品。今読むとさすがに古いけど。特に鈴木くんの髪形が(笑)ラストシーンとか、ひろきがレコードデビューを目指す本当の目的とか、ひたすら切なくてドラマチック。
弥樹が生き急ぐ理由って
2024年11月9日
ひとがバンド「AZ」のボーカルなって初めてのクリスマス、バンド資金を貯めるためケーキ売りのアルバイトをしていると、ひとみのファン第一号だという美少年弥樹が現れる。二人は自然と付き合いだすことに。バンド仲間に弥樹が加入して、ボーカル二人体制で臨んだ音楽祭だったが、弥樹の裏切りでバンドは解散することになってしまい……。
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成長と成功は悲しみを超えたところに
2024年4月15日
登場人物の髪型や服装などにさすがに古さを感じますが、やっぱり槙村先生の作品は面白くて魅力的です。恋愛ものプラスのサクセスストーリーという設定は珍しくはないのですが、弥樹が歌手としての成功を急ぐ「理由」が分かってからは、ヒューマンドラマとしての重みがグッと増してきます。最後は悲しいけど、ヒロインはその悲しみを経験し、抱えていくことで歌手として成功していくのでしょうね。
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