玉の輿に乗ることを夢みるラブコメ。主人公初子が友達に『玉の輿に乗ることはペンギンが空飛をぶようなものだ=あり得ない』と言われるなか、初子に思わぬ障害、また障害と次々に降りかかり、どんどん展開が変わる!時には生死にかかわる障害も!味方だと思っていた人間には裏切られ、前途多難だが、ヒロインがとても逞しい!
準主役の3兄弟よりも芯が強く、結局自分自身で幸せをつかみとるサクセスストーリー。
とても幸せそうなヒロインの最後の台詞がこの物語の核。ラストもきっちり締めくくるのが秋国作品らしい。とにかく飽きない作品、今の少女マンガやラブコメと一味違う力のある作品です。