187ページ、ほぼ2人の話+千春&一輝も登場の番外編が1話。
シリーズ1冊ごとに主人公が代わっています。
ここまで前作の癖ある要の脇キャラが次作の主人公になる感じ。
カオルも初出は前作、シリーズ2作目美しき獣。
困ったちゃんキャラを発揮して、千春たちにからんでました。
大郷はここで初出。
2人の馴れ初めからです。
カオルのコンプレックス的な過去がわかり、彼のプライドの高さと偏屈さが伺えます。
なかなかうまくいかない2人。
大郷の年齢離れした大らかさと優しさが、すばらしいです。
以前にシリーズ途中巻だけ読んでそんなに面白いと思わなかったけど、今回1作目から読んでみて感想が代わりました。
順番に読んで見ると、面白い。
1冊ずつ主人公たちが代わるとはいえ、皆同じ土俵上の人たち。
それぞれの話に、それぞれの人たちも横で登場。。
次々に読みたくなる。。
ファンタジーBLの王道、でしょうか。
超ド級なハイスペックなメインキャラ達。
みーんな王様、王子様、女王様キャラ(笑)。
描写もけっこうえげつないので、BL苦手な方にはオススメしにくい。
1冊だけ読むと星4ですが、順にシリーズで読むと面白さが増して星5。
追記
<1ハッピーヤロー→2美しき獣→3ヴァージンラブ→4虜になった獣→5純愛の青年→6獣は愛で→7プレイボーイ→8溺れる獣→9メンズラブ→10相方→11飢えた相方→12甘えた獣→13囚われた甘い獣→14相方の愛しかた→15獣のマーキング→16エロティックに→17獣は高潔な→・・・?>