前作と比べると料理についての解説が理論的や科学的になってますが、その反面奇想天外でワクワクする料理は鳴りをひそめ割と大人しめな料理漫画になってしまったような印象です。
あと前作にしても将太の寿司にしても〈料理のお題が出る〉→〈試作して課題を見つける〉→〈課題をクリアーして完成度を高める〉というプロセスがありましたが、今作はそういったプロセスがなくいきなり料理を作り出すことが多いので展開が雑というか読みごたえがないように感じました。
前作のキャラのその後が読めるので懐かしさはありましたが、独立した作品としてはあまりお勧めできるものではありません。