めっちゃ泣きました…。試し読みでは絵はほんわかだし、なんか旦那さん口悪いし(笑)読んでこんなになると思っていなかったのですが…不妊治療のこと、今はいろいろネットで情報が出回っているので、知ったような気になっていましたが、結局どの情報もすごく良かったことか、すごく悪かったことの一部分を取り上げているに過ぎないんだなあと思いました。治療の末、最終的に子どもを持たない決断をした人の、治療の最初から最後までを知ると、これまで知ったかぶりしていたのが恥ずかしいと思うほどでした。医療従事者の対応が思っていたよりショックなものだったし、作者さんは突然ご病気されてからの治療でしたので、大変だったろうなと思います。不妊治療や高齢出産に関する他の本も読んでみようと思うきっかけになりました。おすすめです。