ネタバレ・感想ありラ・カンパネラのレビュー

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懐かしい作風。
2021年1月9日
現代の感覚で読むと少し物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、アラフィフの私には刺さりました。そうそう昔はこういった作者さんの「伝えたい」という気持ちに溢れた作風の漫画が多かったよなあと。うまく表現できませんが、こういう漫画にしたら売れるだろう評価されるだろう的な打算の部分を感じさせないというか。現代の漫画はスケールは大きいけれどゲーム的で背後にやはり拝金主義の人間たちが透けて見えてしまうのです。まあ読むほうの私が大人になって薄汚れてしまっただけでしょうけど(笑)。当時のピュアでSF好きだった少女の私が夢中で読んだ時代の作風でとても懐かしかったです。そして、こういうのがとても好きだと再確認しました。
読後感の余韻
2021年8月30日
この作者さんは一作ごとか丁寧ですね。絵柄は古いんですが、気にならないくらいストーリーが面白くて好きです。読後感の切なさと感動がいいですね。他の方も書かれてましたが、作者さんの伝えたい想いが届いてくる作品。最近のシチュエーションだけで読ませる作品にちょっと飽き飽きしてきちゃった方にオススメです。
ホラー
ネタバレ
2025年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「白旗の絆」が源頼朝と義経の諍いから起こる事件で面白かったです。
義経の怨霊がやるホラー現象がブラクラとか嫌な怖さw
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短編集です
ネタバレ
2020年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3つの作品が収録されている短編集です。表題作目当てで購入しました。表題作は、現代の少女が昭和20年の夏にタイムスリップし、特攻隊の青年と交流をする話です。こういう話はありがちなように感じましたが、表題作が一番面白かったと思います。
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現実感薄い
2013年11月25日
表題作の他に二つのお話がありました。ひとつは、100年前の少女の日記を見つけたら、自分との不思議な類似性を発見して…っていうサスペンスです。もうひとつは源頼朝と義経兄弟の因縁が現代にまで及んで…っていうホラーミステリー。どっちも微妙!つまんなかったです。
表題作もよくある話で、現代っ子が戦争中にタイムスリップします。どうしても違和感があったのは、特攻兵にあと少しで終戦だと伝えるところ。犬死にだよって言われて飛びたつの…?しかも、兵隊さんもなんの迷いもなく即答で拒否できるの…?なんかチガウ😔
無理やり美談に仕立てあげた感じで、良いと思いませんでした。
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作家名: 渡千枝
出版社: ぶんか社
雑誌: ホラーM