ネタバレ・感想ありnot simpleのレビュー

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漫画界一不幸な主人公と言われてても
2025年3月17日
胸が締め付けられた。上げられたハードルを軽く超えていく切なさよ。最後の話で泣きそうになった。
是非多くの人に読んでほしい作品。
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細部にまで宿った完成度
2024年12月7日
言葉にすることは難しいけれど、胸に刺さる作品です。
あえて言うなら奥付の「単語」に対するお断りが、いかにこの作品が言葉一つまで拘り空気を作り上げたかを表現していると思っています。
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YouTubeで紹介されてて
2024年12月7日
あかん、号泣しました(T_T)
絵も好きだし、読みやすくて一気に読み切りました
他の作品も読んでみたいです
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すごいの一言
ネタバレ
2024年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 独特な絵柄で可愛い感じなのに、とんでもなくダークでエグくて悲しい純愛。
ジムとリックがとても良い人で、それがまた悲しい。
最後の最後、小さく描かれたジムに涙が止まりませんでした。
きっと、ジムはあのまま帰らないのだろうなと……。
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タイトルそのままの衝撃に言葉が出てこない
ネタバレ
2024年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分がこれほど打ちのめされると思わなかった。プロローグからすでに重いのだが、こういう物語の進め方は読んだことがあるし、気にはならなかった。読み進めるうちにイアンの人生の過酷さ壮絶さに言葉を失う。カイリのことを考え出すとそれもまた辛い。この作品は世の中の不条理をこれでもかというほど見せつけてくる。not simpleなイアンの生涯を描く323ページ、読み応えのあるすばらしい衝撃作だった。
読後に心がキューっとなる作品
ネタバレ
2022年7月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めてオノナツメさんの作品を拝見しましたが、プロローグでいきなり主人公が亡くなってしまうのには衝撃を受けました。
主人公イアンの決して幸せとは言えない人生をジムの小説を通して、実際に目の前で見ているような感覚になりました。
また、3年くらい経ったらまた読み返したいなと思います。
イアンの人生は本当にすごい。。。
ネタバレ
2022年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ basso先生名義での作品も大好きですが、オノ・ナツメ先生名義での作品も本当に胸に刺さる作品ばかりで大好きです。この作品もすごい。読後は、イアンの人生について色々とプロセスするのが辛くて大変で…沈みます。最後まで読み終わったあとにまた読む冒頭のprologue、再び胸抉られます。全てが晒され全てが繋がる。ジムが突然発する「触るな!!」という言葉、その言葉の意味を知った上で読むと、あまりの衝撃と悲しみで涙が自然と溢れてきます。そしてprologue最後のジムのキス…もう言葉も出ません。主人公はイアン、しかし、登場人物それぞれの壮絶で劇的な人生に、ひどくひどく心動かされます。単純に見えるけど、単純なわけないんですよね
ツキの全くなかった男の人生
ネタバレ
2021年3月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ACCA13区監察課』でオノ・ナツメさんを知りました。今回も外国のおしゃれで小粋な世界観を楽しめるかと思いきや、全く違う作風で期待を裏切られました。
小説家ジムが友人イアンの人生を小説にすると約束する場面から物語が始まるのですが、先に結末を見せてしまう構成が見事です。彼の願いは家族と幸せに過ごすこと、両親に愛されること。そのためにひたすら走り、彷徨い続けながら、自分の過酷な運命を呪うことなく、純粋に幸せを求め続ける。このデフォルメされた可愛い絵でなかったら読めなかっただろうなと思うくらい、読むのに覚悟が要る作品です。
映画の絵コンテかと思うくらいに頭の中で映像が浮かび、あまり語られない台詞や絵だけで見せる沈黙、静かに淡々と進んでいく中にも人生がいかに不条理なものかを思い知らされるような気がします。
「ツキの全くなかった」イアンにも確かに幸せな瞬間があり、ジムは自らも演出に加わることで彼の記憶や存在を永遠のものにしたかったのかな…と、読後もあれこれ考えさせられました。
決して元気が出るわけでもないし、むしろ落ち込む方だと思いますが、それでもたまにイアンの屈託のない笑顔に会いたくなります。漫画でありながら映画を観たかのような、不思議な感覚になる作品でした。
人生って。。。
2020年12月31日
救いのない話しだけど、心にささる。
文句なしの五つ星。オノナツメさんは本当にストーリーテラーだと思う。
読後感はなんか、悪いのか良いのかわからない、、良くはないか。
ぜひ読んでほしい
2020年8月19日
悲しいお話なので、好き嫌いは分かれるかもしれません。結末を知ったら、もう一度読み返したくなりました。不思議と後味は良い作品かと思います。
生きることの本意を知れ
ネタバレ
2019年12月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何も考えていないわけじゃない。考えることが必要ではないから。なぜならば、それは分かっているから。必要な事と必要でない事、その全てを分かっているから。それだけで良い。分かっていても それ を得られないイワンの孤独がガンガン伝わって、嗚咽を伴って涙し、頁を繰る手が、度々止まる。全身でこの世の無情を受け 耐え 姉(母)だけを望み 歩き続ける。そう、事実歩いていた。日々一緒に生活することだけを希望して探し歩いていた。イアンの過去を見せる展開も考えられてあり、そのエピソードは、巻末からまた先頭へ戻るというエンドレスな配置になっていて、それは、物語を見せるだけでなくて、このヒューマンドラマも現実もエンドレスであるという作りが伏線のようで胸が痛む。イアンに「知識」が有ったら、友人を作ることに長けていたら、ジムの存在も希望になっていたらという物思いには、大切なものに「気付くこと」が希望になり、生きていけるのだと教えられた。
すごいいい!
2015年10月29日
ヒトコマ ヒトコマに小説でいう行間のような雰囲気の余白があって独特だった。
どこまでも救われない
2014年5月16日
幸せな終わりではないのです。
本当に好き嫌いがわかれる作品かと思います。


読んでてせつなくなりました。
どうしてただ家族と暮らしたいと願っていたのに、こんなことになるんだろう、と。
主人公の無垢さがまたせつない。


読み返したくなる作品でした。
ジムが良かった
2024年11月13日
独特の魅力のある絵で語られる、途方もなくツイていない男イアンのお話。イアンの人生は恐ろしく悲惨なのに、彼自身はピュアに家族と優しくいきることだけを望んでいるのが痛ましいです。そんな彼を見つめ続ける小説家のジムだけが、小説によってイアンの一生に意味を与えようとする、そんなジムのイアンへの思いや、最後のキスに胸がぎゅうっとします。救いにまではなれなかったジムがまた良かった。
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判断に迷う...
2021年2月8日
読んでいるときも、読み終わった後も、なんとも言えない感情になります。
少し、苦しくなるかもしれません。
オノ・ナツメさんは好きです。
ですが、判断にとても迷う1冊です。
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作家名: オノ・ナツメ
出版社: 小学館
雑誌: IKKI