ネタバレ・感想あり天の果て地の限りのレビュー

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歴史物が好きな人には最高です
2022年2月18日
世代を問わない丁寧なタッチで、描かれている絵も好きですが、詠まれた歌や、歴史的背景は、何より歴史を体感している感覚になれます。
万葉歌人たちの、恋と青春。
2021年12月27日
悲劇の歌人・有間皇子の、非業の死。
額田王の、大海人皇子や中大兄皇子との、三角関係。

万葉集の歌を題材にした古代史のロマンを、こうした漫画から知り、古典を好きになりました。懐かしいです。
万葉集が身近に感じます
2019年4月27日
元号「令和」で話題の万葉集ですが、その中でも有名な歌人である額田王が主人公の本作。歴史の教科書で習った大化の改新に出てくる皇子や皇女達が、血の通った人間らしい姿で描かれています。特に恋歌の「茜さす〜」&「紫野」を歌い合う額田王と大海人皇子の心情は、大人になって読み返すと悲しい程に心に響きます。こんな大人の恋をしてみたいものです。
大和和紀先生の繊細な絵と感性が、国語の教科書では伝えきれない、歌の背景や意味を改めて感じさせてくれ、古代日本に思いを馳せることができます。
ぜひこの機会に皆様に読んでほしいです。数ある著者の作品の中で一番好きな作品です。
大好きな話です😄
2019年4月2日
私が初めてこの作者様を知るきっかけになった作品です。当時、私はまだ小学5.6年の頃で母の実家の本棚から勝手に拝借して読みました。漫画禁止だった私が漫画の世界にハマるきっかけになった作品と言っても過言ではありません。当時は和歌の意味や細かい時代背景などがよくわかっていませんでしたが、絵がキレイなのであまり細かい設定などは気にせず楽しみながら読んだ記憶があります。
いま読み返すと、結局額田王はどちらの皇子の事が好きだったのだろう、とか何故巫女が宮廷遣えをしているのか、不思議に思ってしまう部分はありますが、大和和紀先生の絵と世界観が好きで何度も読み返してしまう作品です。
少々高いけど…!?
2017年11月4日
私の青春時代大好きだった『はいからさんが通る』の作者さんが、これまた大好きな飛鳥時代の漫画を描いていらっしゃったとは知りませんでした。額田王は恋の歌が有名ですが、学生時代は「これは本当に好きな人に送る歌なのか?」と思っていましたが、彼女は巫女であると仮定すれば成る程!と思いました。大和先生の漫画は深いです!!
マンガだけれど
2017年3月2日
少女マンガだけれど、歴史もの。昔学生のころに読んだ。久々に読み返し懐かしく買って良かったです。歴史ものが好きな方は読んでみても。
歴史の裏話事情がわかる!
ネタバレ
2014年3月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ かの昔、中大兄皇子と大海人皇子が巫女的な役割をしていた額田王をめぐり微妙な関係にあったのは有名な話で、お互いの勢力を計りながら微妙な立場だったというのも事実。
兄の中大兄皇子(天智天皇)亡きあと、皇太子の大海人皇子をさておき天智天皇の第一皇子大友皇子が即位し、これに対し大海人皇子(後の天武天皇)がクーデターを起こし、天皇の座を奪い取るのは皆さんご存知のとおり。
表向き兄に政治的権力を奪われた皇太子が、兄の喪があけて後、権力を奪い返すとされている壬申の乱は実は大海人皇子の妻であった額田王を中大兄皇子が奪ったのを取り戻す為でもあったのは歴史上結構有名な話。ご存知の方も多いと思いますが、これだから歴史小説や漫画はやめれない。表向きは道理ばかりだが、裏にはなかなか泥沼的面が沢山あります。歴史好きな方にはオススメの作品。
額田王
ネタバレ
2023年10月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 額田王をめぐって中大兄皇子と大海人皇子が取り合う物語。
一応どっちの正式な妻にはならないが大海人皇子の子供は産む。
やはり有間皇子のエピがいいな。
微妙でした
2018年5月31日
立ち読みで気になっては見たものの、物語は駆け足で終わってしまって、ここで終わりか、と。
絵が綺麗な分残念でした。
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作家名: 大和和紀
出版社: 講談社
雑誌: Kiss