島という小さなコミュニティの中で噂話はいつも満開。プライバシーなんてありはしない。ましてや親同士が敵対し、その片方が破滅に追いやられているとこへ戻ってくるなんて ローレンは「女にしておくのはもったいない」というところでしょうか。それにしてもハサウェイ両親の悪意を隠しもしない姿勢には恐れ入る。どうしてキャメロンが素敵に育ったのか大いに疑問。物語は、いろいろと「考えればわかること」が、その通りに展開していくのにはとても気持ちよくて読後感は良いのですが、細かなところが目に付いて少々残念。特にあれだけ悪意全開のハサウェイ両親がアッサリ結婚を許す場面なんてコマにする必要はなっかったと感じる。結果許してもらえるにしても作中は「いつか説得できる(セリフのみ)」くらいでよかったのではないかと。切り貼りしすぎちゃったかな・・・。