小学校から15年サッカーをしてきた僕が1番好きなスポーツ漫画と聞かれたら迷わずこの漫画を答えます。
もちろんスラムダンクやメジャーも好きですが、この柔道部物語の1番の魅力は一言で言うと「古臭い」ところになります。
そもそもこの漫画を知ったきっかけは祖母の家に全巻あったことでした。読みはじめてみると、その時代背景や体育会系のノリがリアルかつコミカルに描写されていて、バカバカしくもどこか共感を覚えるものでした。中学生ながらこの漫画に描かれる泥臭さや男として持つべき心や身体の強さに憧れを持ってしまいました。
初心者で柔道部に入り、背負い投げを極めた主人公・三五十五がいくつもの超高校級の相手を破っていく。その試合描写がとにかく熱い。
この漫画から吸収できることは、本来スポーツ漫画が持つべき、努力の大切さと強い精神力の大切さです。
決して天才の最強人間が強者を次々と負かしていく三流漫画ではない、どのスポーツマンにも欠かすことのできない大切なものを真っ直ぐと示してくれる作品です。
柔道部物語に出会えてよかった。
ちなみにこの漫画を読んで中学時代、学校で1番柔道が強くなってました。サッカー部なのに、、笑