ネタバレ・感想ありレッド 1969~1972のレビュー

(4.0) 8件
(5)
2件
(4)
4件
(3)
2件
(2)
0件
(1)
0件
はじまり
2019年10月1日
関係者の手記を基に学生運動からあさま山荘事件までの集団心理が細かく描かれたまさに教科書。三部構成のうちの一部で、非暴力的であった活動がどんどん狂気と混乱に巻き込まれ、暴走していく様が描かれている。
いいね
0件
歴史博物館事件
2018年8月25日
さらっと消えた彼女良かった 危うくテロリストになるところだっ 学生運動を浅間山荘 興味深いないよう
学生運動
2023年8月6日
50年前の事件を描いています。
物語は淡々と会話形式で進み、連合赤軍関係者の証言をかなり忠実に表現していて、脚色が少ないので興味深い
いいね
0件
良かった
2022年2月27日
もうすぐ犯人逮捕から50年ということで新聞やテレビで頻繁に特集されているあさま山荘事件について興味を持ち、いろいろな本や映画を見るようになりました。
普通の学生が過激派の思想に洗脳されていく過程が分かるかと思い、こちらを購入しました。
既にかなり活動している段階から話がスタートしているので、目的は果たせませんでしたが、主に革命左派のメンバー達がどのように潜伏していたのか、当時の状況を知るにはとても良い資料です。
残念なのは、実名ではなくすべて偽名にしているのでややこしくて誰のことだか分からなくなる点、心理描写が深く描かれていない点、別タイトルで続くので仕方ないですが終わり方が唐突な点です。
良かったのは、とても良く取材してある点、できるだけ客観的に描いている点、ことあるごとに逮捕されたり死亡するまでのカウントダウンをしており、いつの時点かがはっきりしていて緊張感がある点でした。
生まれる前のことだからと、一連の事件を特に調べず知らないで生きてきましたが、教訓を次世代に語り継いでいかなければいけないと感じました。
いいね
0件
赤の歴史
2017年5月30日
カルトマンガ家として本家も分家も名高い山本直樹氏の作品です。
テーマは日本の近代史上の暗部の一つである連合赤軍と左翼闘争のドキュメンタリーで、組織名や人物名はボカしていますが、ほぼ実在の出来事や人物をなぞった再現をしています。
史実としての連合赤軍が関わった事件や資料は現代のネット社会では容易に閲覧することができますが、本作では関係者の言葉などからの主観性、捜査当局や公開情報からの客観性の両方のバランスを取りつつ、なぜ、あの時、彼らは思想を深め武力闘争にまで走っていったのか。どのような背景が彼らをそこに誘えたのか。組織内の集団心理として誰も暴走を止められなかったのか。あさ間山荘に追いつめられる頃の極限状態とはどのようなものだったのか。
そうした一連の事件の背景や本質の部分を詳らかにすることに重点を置いており、高いドキュメンタリー性を追求したがゆえに、かなり危うい匂いをはらんだ緊張感の高い作品となっています。
テロって他人事じゃない
2017年1月24日
どこまで本当なのかわからないけど、普通の学生が凶悪犯になっていく事件は実際にあって
でもない時間が経ちすぎて知らない世代なのでちゃんと知らなきゃって思いました。
じっくり読む感じかな?
2020年4月4日
登場人物がたくさん出てきて最初は目まぐるしかった。史実をほとんど知らずに読んだので物語になかなか入り込めなかった。
山本直樹さんの独特な世界は好きで他の作品は何冊か読んでます。
いいね
0件
好きなテーマ
2019年2月8日
この事件自体に興味があるので、面白く読めました。 キャラクターたちのやり取りは完全フィクションなのか、 それともそういう記録が残っていて、それを多少参考にして書いたのかは分かりませんが、 すごくリアルです。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!