ネタバレ・感想ありひぐらしのなく頃に礼 賽殺し編のレビュー

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羽入が梨花に伝えたかったこと
ネタバレ
2018年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「ひぐらしのなく頃に礼」で放送された賽殺し編のコミック版、作画は鬼隠し編・罪滅し編・祭囃し編と多くのひぐらしコミックを描き上げてきた鈴羅木かりん先生です。以下ネタバレを含みます。

この世界では今までの梨花達が生きてきたそれとは大きく異なっています。まず圭一がいない。詩音がいない。羽入がいない。鷹野もいない。そして親友だった沙都子は梨花に対して冷たく、魅音までもが梨花への嫌がらせに荷担してしまいます。唯一(性格的な面で)変わらなかったのは、レナと悟史だけでした。レナは相変わらず良い子ですね。そして一番は、梨花の両親が生きている昭和58年の世界であること…

梨花の生きたこの世界が、夢だったのか現実だったのか、それは神のみぞ知ると言えるでしょう。羽入が梨花に伝えたかった想いを知った時、どうしようもなく切ない感情になりました。グロテスクなシーンや恐ろしいシーンもなく、ただ梨花が1人でこの世界と葛藤する場面が続きますので、苦手な方でも安心して読めるかと思います。もっと早くに読んでおけば良かったなぁと思いました。

最後の、家族3人で食卓を囲むシーンには、思わず泣きそうになってしまいました…
アフターストーリー
ネタバレ
2024年7月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『ひぐらしのなく頃に』のアフターストーリーです。本編後のお話なので、本編を読み終えてから読んだ方が良いと思います。ifの物語であり、未来を勝ち取った筈の梨花が更なる苦しみを味わう姿には胸が痛んで仕方ありませんでした。でも人とは違う時を生きてしまった梨花の為には必要なことだったのかな。
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