初めて作家さん。明治中期。吉原の遊郭に売られた鈴は縁あって飄々とした呉服屋の御曹司兼探しもの屋の津軽に見受けされます。しかし何故大金を払ってまで鈴を救ったのかはまだ謎。
きっぱりはっきりものを言う勝ち気で賢い鈴。津軽の仕事を手伝い、探し物や呉服の案も出して精一杯頑張る姿が好印象。徐々に心惹かれていく鈴と、頭は良いものの鈍い津軽。しかし鈴はを小学生くらい?見た目が子供過ぎて津軽との並びが親子のようで、今鈴とカップルになったら犯罪臭い……。
鈴の家族関係は何やらきな臭い様子。現実は遊郭に売られたのに、嫁いだり養子になったりしていることになっています 。3巻で登場した佐之次は鈴と再会するものの、詐欺を企む?そして新たな影は鈴の兄?水揚げ?えっ……?気持ち悪くてドン引きのまま終了。画質が薄くて少々見辛かったです。