ネタバレ・感想ありアロエッテの歌のレビュー

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あぁ、無情
2021年2月3日
子供の頃から好きな物語。
最後駆け足感が否めないが、やはり何度も読みたくなるそんな名作です。
名作です
2020年2月15日
読み放題で読めるなんてお得すぎる名作です。
コゼットがいじめられてる間が長くて辛いですが、悪役の描画も含めて犬木さんの素晴らしい画力で読ませてくれます。
途中まで丁寧に話が描かれているのに、最後は駆け足で話が進むのがとても残念…雑誌掲載の都合で描けなかったのかなぁ。
でも、みんなに読んで欲しいので☆5評価です。
連載当時読んでました
2018年6月11日
読み直してみると幼少期はしっかり描けてるのに大人になってからは駆け足並みな作品になってますね。犬木加奈子先生はホラー作家のイメージが強いですがこういう作品も好きです
悪役が光ってました
ネタバレ
2017年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 思わず一気に読んでしまいました。
幼いコゼットの悲運に憤り、劣悪な環境から救い出された時は胸が踊りました。
コゼットの対照として描かれるエポニーヌの人生もある意味非常に惹き付けられます。
栄華を極め、転落しどん底までおちてなおコゼットの障害として立ちはだかるエポニーヌ。
作中、人間の醜さの象徴のように活躍した彼女ですが、それでも彼女の恋心だけはアンバランスなほどに最後まで純粋で悲しさを感じました。
原作も絶対読みます!!素晴らしかったです
2014年8月10日
最初の方のコゼットや母親の描写があまりにも可哀想で酷く、気持ち悪くなってしまい挫折しそうでしたが
原作は有名な名作ですし、読み進めて行けば気分も悪くなくなる展開になるだろうと自分を励ましながら読んだ所も多々。
でもラスト迄読み終わり、途中で止めないで良かったと心から思っています。やりきれなくて苦しくなってしまう部分が多かったけど素晴らしかったです!!優しい気持ちになれました。子供の頃にジャン・バルジャンが燭台盗んだのを神父様だか牧師さんに許され改心する箇所は読んだのですが、全体的に話を知ったのはこれが初めてで何故今まで読まなかったのか悔やまれました。あまりにも感動が大きく初レビューもしてしまいました!!原作も絶対読みます
哀れで悲惨、その中での輝き
2023年6月6日
ユーゴー『レ・ミゼラブル』を原作として、コゼットを主人公に据えた作品。不勉強にて原作未読なので、違いとかはわかりません。無知と貧困とが悲劇を再生産していくの、つらい。
主人公のアロエッテとエポニーヌ、二人の少女の対比が描かれていて、エポニーヌの哀れさ悲惨さがすごかったです。
アロエッテの悲惨さは外からもたらされるもので、内なる力によって幸せへと導かれていくので一安心なんですが。エポニーヌはその性根の悪さと環境の悪さとで堕ちていくのが……劇場で見世物になっているのを実力による歌姫と勘違いしている様子や、何もかもを誰かのせいにする様子、腹立つのを通り越してかわいそう。そんな彼女の恋心だけは妙に透明さがあり、いっそうの哀れを誘います。
ティナルディエ夫婦の強欲さや、自分達を「真面目」「善良」と言う様子には、こういう人達ってほんとに自分のこと悪くないって思ってんだよな……という恐怖におそわれてガクブルでした。そして序盤に出てくる村の神父には、雷が落ちたら良いのにな!って思いました。
2巻の、アロエッテを助ける水売りのおじいさんとのエピソードと、5巻の、アロエッテが人形を取り戻すために修道院から抜け出したエピソードでのアデルとの友情が、特に好みでした。
それぞれの人物描写などはとても良かったですが、一つの作品としてのまとまりはやや散漫な印象で終わり方もちょっと拍子抜けなため、及ばずの星4つ。
でも、ホラー作品で培われた妙に迫力ある表現が面白かったです。
2023年6月現在、毎日無料で最後まで読め、読み放題にも全巻入ってます。
毎日無料で最後まで読めます
2023年4月30日
犬木先生版の「レ・ミゼラブル(あゝ無情)」 学生時代に読もうとして挫折した小説の1つです。 やはり幼いころのコゼート(アロエッテ)の壮絶な生活は読んでいて、とても辛いものでした。 彼女の母親の描写も・・・ 後半は場面転換も多く、気になる点もあるので、原作で読んでみたいと思います。 (青空文庫で0円で購入できます)
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容赦のない描写が白眉
2021年10月22日
沢山の苦味を味わえばこそ、そのご褒美は一層甘く感じるというもの・・・。原作はレ・ミゼラブルなので、ストーリー自体は多くの人が知っているとは思けど、カタルシスが訪れるまでの主人公へのしごきが、そりゃーもう容赦ない。
人権意識のない時代の世界の冷たさに、ものすごく身につまされる。
胸がキュッとする感覚を味わいたいなら、読んでみるべし。
後半残念
ネタバレ
2021年3月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 他のレビューにもあるように、後半がバタバタとして終わってしまった。
前半のアロエッテの生い立ち、ジャンに救われ、恋の行方も丁寧に描かれていただけに残念。
歴史の部分を漫画にするには難しかったのかもしれないけど。
それでも、この作者の画力は素晴らしい。
原作もよんでみて
2017年6月11日
発売当時はかえなくて注文しようとしたら絶版の表示が…電子書籍でも配信されてうれしい、他のホラー作品よりこっちのほうがスキな作品
ラストで短編作家の悪癖が
2016年4月17日
かなり個性と癖のある作者さんなのでどうかな?と思いましたが、かの名作が原作なので読みました。
思ったよりきちんと時代考証がされており、歌のアレンジ等も効いているし面白かったです。ヒロインと反発しながら惹かれ合う恋の描写も丁寧です。
残念すぎるのが壮大な物語に似合わぬ淡白な結末で、一体何が起こったのかと唖然としました。
短編を得意とする作者さんですがこれは短編じゃ無いよ?と。いじめ等の描写に長々と費やしたページ数をもう少しラストにさけなかったのかと思います。
そこさえきちんと描き切れていれば五つ星でしたので本当に残念すぎます。
なかなか
ネタバレ
2014年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白いです。引き込まれるように最後まで一気読みしちゃいました。
ただ、犬木さんらしからぬ イジメ場面9の他1みたいな感じと、〆がちょっと残念なので星4つにさせて頂きました。
レ・ミゼラブルが好きなら読んで損無し
ネタバレ
2013年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ しっかり原作を読み込んだうえでアレンジしてあり、読みごたえがありました。
ミュージカルではカットされてた原作のシーンがいくつも描かれているのが嬉しい。
だいぶ大胆にアレンジされていますが(男装して活躍するコゼットは不思議な歌声の持ち主だし、エポニーヌも歌が上手で歌手をめざすとか)これはこれで面白かったです。
有名なホラー作家がホラー雑誌で連載したものですが、なぜかこの話はホラーではなかったです。

コゼットいじめの場面は原作より残酷だししかも長い^^;ぎゃくたいシーン減らしてラストをもっと丁寧に描いて欲しかった。
学生たちやジャベール警部の扱いはいまいち薄いですが、みんな大好きガブローシュはここでも生き生きしています。
原作未読
ネタバレ
2017年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初のアロエッテの悲痛な幼少時期が丁寧に描かれていたせいか終わりがやけに駆け足に感じました。憎まれ役のエポニーヌの一途な恋の結末が切なかったです。
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十分に魅力ある漫画です
2016年5月3日
連載時は子どもだったので、お小遣いが足りなく続きが見れずに気になっていたまま、今ではすっかり忘れていた作品でした。
まさかここで出会えるとは思わず、すぐに読みました。

子どもながらに痛烈な内容だったので、タイトルだけですぐに「これは!」と思い出しました。
15年以上経っても頭の片隅に残るほど衝撃作です(; ・`д・´)
苦手
ネタバレ
2024年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の子供時代の最初の方、無料で3話まで読みましたが、その時点でもう無理、とリタイアしてしまいました。有名な作品が原作のようですが読むのが辛いですね。
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作家名: 犬木加奈子
ジャンル: 女性マンガ ホラー
出版社: グループ・ゼロ