このレビューはネタバレを含みます▼
小学生の時に某古本屋でタイトルと表紙の絵に惹かれて買いました。
封を開け、早速ページを開いたら、小学生くらいのかわいい男の子の下半身がしっかり描かれていて、あれ?これはなんだ?!と当時、衝撃を受けました。
さすがにまだ男の子同士のエロに何の興味もなかったはずなので、単純に物語として楽しめたと記憶しています。
短編「君の乗る船」は、親のいない子供たちが、誰かの養子となれる日を待ち侘びながら、ある島で暮らしているという話なのですが、20年近く経った今でもずっと心の中に残っています。
寮で同じ部屋となった主人公の僕と君の、心あたたまるお話です。
シーモアでまた読むことができ、嬉しかったです。