ネタバレ・感想あり記憶の闇のむこうのレビュー

(4.2) 6件
(5)
2件
(4)
3件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
何か好き
2020年6月17日
記憶を失くした妻と、妻を深く愛する夫の話。どう進んでいくのかわからず、興味をひきました。飯塚先生の絵は女性が少し幼い感じがしていたけど、この作品はそれも気にならず、むしろ75ページのキスシーンは、本当に美しく素晴らしいです。
時々コミカルなコマがあるのも飯塚作品のお楽しみ。好きな理由です。
いいね
0件
記憶の闇のむこうの真実
2020年3月26日
記憶喪失モノなのだけれど、珍しいのは記憶は2度失われているという事だ。それが故にヒロインクレアの苦しみは二重になり、扉の向こうにも扉があった。そのことが、彼女の実生活に影響を与えて離別。その後に続く記憶の喪失は、ようやく彼女に光を見せようとする筋書き。何よりも救いなのはヒーローマットの一途な愛情と度量の大きさだ。彼自身それを、当たり前にあった温かく助け合う家族の存在と認め、それを経験していない彼女に寄り添おうと世話を焼きすぎな部分も否めませんが、素敵です。ただ、作画で彼の全身画がバランス悪くてウットリできなくて残念なところ多し。けれど、全体を通して妻をお姫様の如く扱う彼に見ている方が照れます。頑なな彼女を作り上げた原因を掴み彼女を助けるマットは出来すぎなストーリではあっても一件落着に胸をなでおろしました。
いいね
0件
忍耐強い夫
2019年8月20日
忍耐強いご主人の愛のおかげで記憶がもどり、すべてのしがらみから解放されました。ご主人の愛の深さは素晴らしい。彼女も新しい出発ができてよかった。
面白かったです🙂
2018年10月1日
ヒロインがすごく綺麗✨サスペンスみたいで、どうなるんだろう?とドキドキしながら読みました!ヒーローも思慮深い人で、素敵でした😊
いいね
0件
面白かった
2014年3月7日
内容は、とっても面白かった。
最後まで、記憶喪失のネタがついていて今までに読んだことのない展開で面白かった。
ただ、最後の終わり方にもう一声欲しかったので星-1にしました。
おすすめですよ♪
君のことが好きなんだ 親が何者であっても
2017年1月19日
夫の愛の強さが凄い。私は誰?という疑問が晴れないまま緊迫が続く。ヒロインはあまりに衝撃的な過去を抱え、その衝撃ゆえにその記憶を消去させていた。事件性の高い記憶喪失は、その奥にもうひとつの自ら封印した、忘れたいことが控えていたのだ。
自分は誰のもとに生まれたのか、開いた記憶の箱は、自分を否定することばも連れ出してきてしまった。
記憶の完全な回復がまだのとき、自分の身を引くような行動に出る。

それにしても事故前と事故後とでは、いくら記憶がないからといっても、いくら、そうした経験をすると別人のようになってしまうとはいっても、自分の会社を切り盛りするくらいの人間だった人物としてのギャップは、大きい。強く生きてきた自分と、心身の回復のための自宅療養中に夫を頼る素直なところを見せる自分と。
彼は自分がヒロインが望みもしないのに妻の過去を調べたことに傷付いたと思い、自責の思いに駆られる。

線が細くて、描き足りないように見える。人物の造形が、見た目で安定した存在感をもってほしい。お姫様だっこ多いが、お姫様だっこの状態に、彼の気持ちヒロインの気持ちをもっと感じたいと思った。
彼の見た目年齢が、前後十歳くらいブレる。つれて、家政婦の年齢不詳ぶりも、もっと深まる。

相手が何者であろうと、たとえ、親がよくない親であろうと、関係ない。君のことが好きなのであって、あとはなにも要らない。こういうのが好きな私としては、この要素を持っているというだけで、私が読みたいと思っている恋愛ストーリーの骨組みは満足。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!