銀魂のアニメを見て、劇場版THE FINALを見て『なんのこっちゃやで…』と思った人は、こちらの原作である76巻から読むべし。そしてまだアニメのFINALを観ていない人は、同じく76巻を読んでから劇場版を観たらいいかもしれない。
あの映画の展開に疑問というか「なんじゃあ、この…これは…」と思ってどうにも納得できず76巻77巻を読んでやっと「ああ、いい作品だったな、長かったな、二年間の間に何があったのかな」としみじみ思うことが出来た。この展開は劇場版では観られないぞ!いくら桂が好きでもあれはねぇよ!なんでマンガのあのアレが省かれて余計な場面いれたんや!ってなったよ。マンガの銀さんは今をちゃんと生きていて私はそれが好きだし、あくまで読み手に「こう言う事が言いたかったんだろうな」と余白を持たせる空知のやり方のがよほど好きだ。何より作品の要は万事屋なのが、やっぱりいい。
それにしても77巻って長い。確か中学のときに既に『銀魂ってマンガが面白い』『銀さんカッコいい』と一部のオタク女子が言っていたが、あの子らはつい最近までこのマンガを読んでいたのか…と仮定してみると、ちょっと背筋が凍る。
とりあえずレビュータイトルの事だけはちゃんと書いておきたかった。