テレビのドキュメンタリーで紹介されていたが、編集者の鳥嶋氏が語るには、鳥山明先生は前作のDr.スランプの連載を辞めたがっていたらしい。しかし、超人気連載をそのまま終了させる訳にもいかず、その人気を上回る作品が出来れば…という無理難題を課して鳥山先生に、試行錯誤させたらしい。しかしDr.スランプの人気を凌ぐ作品が生まれず、先生は相当苦しんでいたようだ。ドラゴンボールが生まれるきっかけは、先生の奥さんの「うちの主人はビデオを再生しながら漫画を描いている」本来、漫画家は制作作業中に、BGMを流すことはあっても、ビデオ再生するのはありえない。しかし、鳥山先生はブルースリーのビデオを流しながら作業をしていたらしい。それほど入れ込んでいたブルースリーの中国拳法の動きを、生き生きと取り込んだ主人公「孫悟空」誕生につながったとか…。