でりこ先生の作品では、これと『傷だらけ~』が一番好き。可愛い方が攻めなので、可愛い受けを求めてくるとコレジャナイとなるかも。原作の佐市がナルシストという設定のわりに「(好きとか)言わせるなよ」と言ったり、照れ屋が過ぎて笑いやネタに走ってしまうところ本当に最高。攻めの方がセッ久中毒か、てくらい夢中になってしまうのも微笑ましくて好き。あと、いろんな作品のオマージュやネタぶっこんでくるのも同世代としては笑って楽しかった。キャラクターはどっちも可愛い。編集組もやっぱり卯咲さんは照れ屋だから、後輩に「仕事が一番好き」なんて言ってしまうんじゃないかなあ。卯崎さんが佐市狙いだった時の発言を鑑みると、一番好きな子には本音で話せないタイプそう(個人の感想ですが)。と思って読むと、もっと楽しめます。