アニメをみて興味を持ちました。
本来は、好きな感じの絵ではないのですが、ストーリーや描き方がとても詩的で魅力的です。好みじゃなくても読めてしまうパワーがあります。
登場人物たちの 心の奥から沸き上がってくる感情や言葉、それぞれの想い、苦悩、そして…恋。読んでいると映像が流れこんでくるような感覚に陥る不思議な漫画です。
あることをきっかけにコンクールの表舞台から姿を消してしまっていた天才ピアニスト、公生はヴァイオリンを弾く少女 かをりと出会います。この出会いが四月。この作品の結末に大きな意味をなします。
このかをりの公生に放つ言葉が凄くいい。言葉の一つ一つに物凄い想いと、パワーと、願いが込もっていて、涙がでてきます。
とにかく、この作品は読み終わった後、様々な感情をよびおこさせてくれる作品です。