ネタバレ・感想ありG戦場ヘヴンズドアのレビュー

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たった3巻と思えない濃さ
2025年2月17日
少ない巻数で読める作品を探している時に見つけて、何故ここまでの名作を今まで知らなかったのかと後悔した。

何かを成し遂げようという熱く強い意志と、それまで目を逸らしてきた主人公の目覚しい成長、またしっかり描かれた人間のエグ味や臭みが上手く合わさり、3巻という巻数と思えないほど濃い内容で面白い。

夢を持つ若い人に是非読んでほしい作品。その道を進む覚悟や痛み、苦悩をコレでもかと感じれるはず。
とても心揺さぶられた名作。
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🙂
2023年4月30日
ちょっとしたキッカケから、共に面白いマンガを作る事になった二人。高校生と言う、複雑な気持ちを抱えやすい時期を描いた、情熱ある物語☘。
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マンガの亡者たち
2022年6月25日
人気漫画家の父親に反発し、小説家を目指す町蔵と、幼い頃からマンガだけを心の拠り所として生きてきた鉄男の物語――。

初出は2003年…約20年前の作品なので、漫画を描く現場は今とはかなり違うと思うけど、読んでいて古さを感じない。
なぜ漫画家は漫画を描くのか。人の心を動かす作品はどう生まれるのか……どんなに時が流れても、マンガ家の葛藤は変わらないからだと思う。

過酷な世界に命をかける、覚悟と恐怖。
描き続けることの意味。
すり減る魂――。
3巻完結とは思えないほどの内容の濃さ。
さりげなく最初から綿密に伏線が張ってあって、ストーリー構成も素晴らしかった。

マンガの虜になり、その戦場の中で戦う戦士たちの物語。
漫画好きならきっと楽しめると思う。

あとこれは腐女子の呟きですが、この作品、ブロマンスとして読みました。
戦場を共に闘った、二人の 深くて強い絆を描いた物語。
二人の関係がとても素敵でした。
全部は解りきれないが
2022年1月29日
程よくエグみがあり、人間らしさもある中で、
私の本棚の中では正統派な漫画にあたると思います。
少年のような熱血感もあれば、女性特有の悲観のような表現もあり、
熱い心を持ったまま大人になった男性など、よく人物が書き分けられています。
初めてこの方の作品を読みましたが、独特のタッチと一見合わないストーリーだと思いましたが、個人的にはこの絵だから読みきれたんだろうなあと思いました。
まさに遺作
2019年9月9日
エグい漫画です。ぜひ進路に迷っている中高生に読んで欲しいです。
ただ図書館に置くには若干・・高校の図書館に置きたいです。

内容は二人の高校生が漫画により心から魂からぶつかりあい
共に成長していく漫画です。

著者はこの作品に全てを・・という遺作ともいえる
覚悟をもって書かれた作品です
若干、好き嫌いが分かれる作品だとは思いますが
この作者の作品に少しでも興味がある方は
まずはこの作品を読んでみてはいかがでしょうか
言葉の毒にやられます
面白いです。
2014年6月3日
漫画家の息子と編集者の息子の話です。漫画家の息子は自分から親父を取り上げるかのような漫画に対して嫌悪感を抱いているのですが、同級生の漫画を描く鉄ちゃんと触れ合う事で、漫画に対して違う感情を抱くことになり、そこに幼なじみの久美子が絡んできて。
強く感情を揺さぶるような激しい情熱に突き動かされ魂と命を削るような漫画の世界、修羅の道を行くことに

日本橋作品は各作品同士の繋がりがあってニヤニヤします。鉄ちゃんと久美子の娘が少女ファイトのメンバーの一人だったり、(本人達も出演してたり)都先生はプラスチック高校だったかな?のキャラだったり。全部の世界観が繋がっていて楽しいです。
そして日本橋作品の共通点ともいえる魂の叫びのようなセリフが読んでて良かったと思えます。
うちきり?
2016年10月26日
当初の予定を大幅に短縮したのかな?という雑な展開をして終わります。
含みを持たせるような描写、伏線のようなものが、最後に「結局あれは、作者は何をしたかったのだろう...」と思い返されました。
読んでる時は…
2015年2月19日
絵はしっかりしてるし、話の展開が早くて、読んでる時は一気に楽しめた「よう」な気がしたんですが…
編集者のオヤジがあまりにも不快で、いいのかなこれ?っていう行動や息子への煽りばかりで
全体的に病的なモノを感じました。
この先生は独特のクセがあり、受け入れられればまた読みたい、と思えるんでしょうが一旦ダメ、となったら見るのも嫌になる作風だと思いました。
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