月9に紗栄子が出るので、どんな役をやるのかと楽しみで、この作家さんの作品を初めて読みました。12巻まで読んだ感想です。
英会話教師&お坊さんの設定は驚くけど、実際にこういう人いる!というキャラばかりなのが、この作者さんの作風らしくて笑えます。
どなたかが書かれていたように作者さんの知識不足はいろいろあると思いますが、少女マンガにあまりリアリティを求めると作品が成立しなくなっちゃう気もしますし、知識不足を訂正するのは編集者の仕事で作者さんではないかなぁとも思います。
それをいったら帰国子女でもない上智の英文卒の男が、総合職で一流商社には入れないのが現実的です。
確かに主人公のスキルで海外で働く?なら日本語教師くらいしかないだろうと私も思いましたが、実際にはそうした勘違いな夢を持つ27歳はいたりしますし、白百合フェリスとエスカレーターの聖心は全くブランドが別だと思いますが、無知なオバさんは世の中にゴロゴロしています。
メインは女王様キャラの主人公と王様キャラの彼との勘違いバトルなので、全く噛み合わずケンカしてばかりですが、ひたすらグルグルしている様子が笑えます。
紗栄子が演じるゼクシィちゃんが、いちばんお気に入りキャラだったので、ドラマが楽しみです。
後からホットギミックを読んだら、同じキャラ?らしき人物がチョイ役で出ていて、作者さんの作品に対する不完全燃焼さを感じました。
小学館集英社の雑誌編成における作品ストップ事情で、被害をモロにこうむっている作者さんだと思います。