もう5回は読んだでしょうか素敵な物語でした。愛し合って結婚した女性は子供に興味が無かった。悲しいことだけれど、彼女はそういう女性だからと非難も中傷もしないマック。それは偏に彼女自身を理解しようとする彼の懐の大きさを感じさせられます。作中に「ケイの事はもう愛してはいない」といっていますが、そこにはルーシーの実母であることへの愛情が見て取れますから、メリッサもヤキモキしてしまうのは納得です。そして何よりルーシーの可愛らしさに驚嘆!私もルーシーが欲しいです。ただ、この先生、コマ割りしすぎ、細かすぎ、セリフ多すぎ。いちいち行動を絵にし過ぎています。とはいえそれが説得力を持っているのも事実ですが。メリッサはケイに、マックはウェズレーに嫉妬しては自分たちの「芝居」という関係に頭を痛めている姿はとても面白く、どうやって「過去を脱ぎ捨てる」のかそしてむすばれるのか万感です。そして、やっぱり過去の恋愛は新しい恋愛で払拭することになるのです。それでも、その時に「愛」を感じているのは本物であってほしいし、次があるなんてことが無いことを希望しているのはみんな同じでしょうね。