ネタバレ・感想あり(ニコ)完全版のレビュー

(3.5) 2件
(5)
0件
(4)
1件
(3)
1件
(2)
0件
(1)
0件
この世で生きるには痛みもある
ネタバレ
2023年3月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1、2巻とも164ページ。
一応SFの部類に入ると思いますが、設定的にはいろいろと無理があり、理屈屋にはサイエンスフィクションとして見られませんでした。どちらかと言うと、謎の少女が案内人として登場する学校の怪談的ホラーっぽい、短篇連作。
それでも、著者の描く毒を含んだ少女の「少女」らしさや、時々ザクっと刺してくる鋭利さが好きなので、充分に楽しめました。痛々しさが魅力で、「誰かがどこかに連れていってくれたら」という願いに覚えのあるタイプにはおすすめです。
第6話(1巻)のリストカット少女の話と、第10話(2巻)の母娘の話が特に良かったです。
あと、1巻収録の第3話に出てくる「祖父の日記」が、めちゃ怖かったです。
ちょっと難しいかな
2024年3月7日
アンソロジーで作者さん知り面白かったので読んでみました。絵の可愛さと内容の毒っ気がなんとも言えないです。少年少女の毒、闇の部分が嫌な意味で興味をひきます。が、抽象的というかしっかり理解しようとすると分からない部分があります…。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: タカハシマコ
出版社: 双葉社