ネタバレ・感想ありあの日の恋をもう一度のレビュー

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愛には障害がつきものという話
2019年10月15日
メイの人生全て「祖父」が障害となって行き詰まる。アダムとの恋も。けれど、一つ解せない事がある。メイの母親が間違いを犯したと祖父が責めているにもかかわらず、なぜメイを一般の学校に通学させていたのかという事。名門校のカリキュラムにはお嬢様というアイデンティティーを育てられないと絶望したからなのか?結局は祖父のその判断が裏目に出たわけだ。祖父が執拗にアダムを攻撃するのは祖父自身の過ちをチャラにしたかったからと読んだ。狭量な男だそれが判事だなんて背筋が凍る思いがする。それでもメイもアダムも消えていない想い。離れていても憎いと思っても忘れていない。特にメイの優しさや一途さが際立っている。そんな情熱がそこここに見えてロマンチックな流れは佳境へ。アダムが拘っていた事象の誤解が解けていく中、メイがバラの花びらを1枚1枚拾い集める場面は秀逸と言える。クリスマス前の寒い夜、水をかけられたアダムだって凍えただろうが、その後何分もかけて水浸しの地面に屈みこみ花びらを探すメイはもっと凍えていただろうと考えると、目頭が熱くなる。クライマックスは「もう何もいらないからアダムを助けて」メイの叫びにようやく愛の尊さ重要さを財産に替えることなどできないと示してくれた。ただ、登場人物の全身や半身がクネクネとした書き方なのが気になって仕方ない。真っ直ぐに立っててもらいたい箇所が目に付く。
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ストーリーはありがちだけど…
2017年7月6日
楽しく読めました。楠先生の躍動感があってキレイな絵で感情移入できました。お互いに好きだけどギリギリくっつかない感じが良かったです。私には、スーっと入って、ハッピーエンドでスッキリして終わって後味がいい感じでした😊ただ心に残るかと言われるとそうでもない。
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男性が美形
ネタバレ
2015年11月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 昔親や祖父に彼との関係を引き裂かれ、数年後に再会し…というお約束パターンです。彼が自分を憎んでいたのに誤解が解けて改めて愛してもらえるのはやっぱり気持ちがいいですね。
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あっさり
2015年10月31日
若い時の復讐というのが中心?あまり駆け引きが描写されてなくて、あっさり誤解が解けます。原作もそうなのかな?
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まあまあかな
2014年8月4日
昔よく読んでいた作家さんで、懐かしい名前を 発見して思わず購入しました。 文字が多くて、絵で見せるより説明して終わり、みたいな、ストーリーも駆け足気味だったけど、男性のビジュアルが好みなので、そこそこ楽しめました。絵がキレイなんだから、昔のようにもっと表情で見せて欲しい。あと、やたらと花は背負わなくていい気がしました。
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