ネタバレ・感想ありリヌッチ家の息子たち Ⅵ 愛ゆえの迷宮のレビュー

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僕はうしろで見守って全てを受け入れる
2020年3月10日
人とは何と愚かで傲慢なんでしょうと、憤りが胸を突く。フランチェスコの心を凍り付かせ、家族の輪に身の置き所を見いだせず、あまつさえ愛するシーリアにさえ背を向けざるを得ないほどに「愛」を請い求め絶望を抱かせた原因が、奔放だった母親ホープだったとは皮肉なものです。これも因果応報というのでしょうか。おまけに用意されているヒロインは盲目、作意を感じます。失いたくない、そう願い続けて後ろ向きなフランチェスコと視力を失っていても前向きなシーリアとを対象にして「愛」を掴むまでの考え方や生き方を表していました。何よりも、いついかなる時も シリーズ全てが、リヌッチ家の大黒柱の優しい強さのおかげでした。
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闇の中で生きるヒロイン
ネタバレ
2016年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ リヌッチ家の息子たちシリーズ6巻目。
複雑な生い立ちのフランチェスコ。
トラウマを抱えて生きてきた為、恋人の盲人シーリアを心配しすぎてしまう。
シーリアはフランチェスコから自由を奪われるように感じて別れを告げる。
シリーズ最終巻なので、やっといろんな関係が理解出来るようになり、ホープもすごいけど、一番はトニーだったのかと感心しました。
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🍒
2024年7月6日
シリーズ物です。盲目のヒロインなんだけど、ものすごい活動的。スキューバしたり、PR会社を経営してたり。出掛けた先で盲導犬を手配して借りたり。自分の慣れていない盲導犬と出歩くの怖くないのかな?ってか、海外ってそう言うのあるの?とそこに引っ掛かった。
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シリーズ最終巻
2018年4月27日
関係が複雑なリヌッチ家の最後の独身、フランチェスコの話。盲目のヒロインと愛を見つめなおし、ヒーロー自身の問題を乗り越えて結ばれるまでが描かれてます。
でもヒーローとヒロインの話より、一家のマンマ、ホープの人生がちょっとどうなのかな?と気になった。恋に生きるというか、自分に正直というか。彼女のこの批判されるかもしれない生き方全てを受け入れて共に暮らしてきた、父トニーがすごいなと感心した。
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