ネタバレ・感想あり刺青ニ戀シテのレビュー

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粋でディープな短編集
2022年10月9日
初作家様。8つの短編が入っていて、どれも面白く読みました。このうち6編には、昔役者で今は彫物師をしている葵という美形が登場します。それぞれの主役に絡み、物語に奥行きを与え華を添える役回りです。葵はじめ人物のセリフが粋でかっこいいですね。江戸言葉に現代語を混ぜているところに面白さも。作中人物たちは粋でありつつ時代や社会に翻弄され、居場所を失い流れ着いた先でも懸命に生きていて、そこにグッと心惹かれます。そして葵自身の物語ももっと知りたくなります。葵の登場しない残り2編も各々ファンタジック。所々切ない場面、背徳的な愛の描写など入っていて短編集としては内容が濃い感じ。えちシーンも濃厚な方かも?なので読む人を選ぶとは思いますが、こんな作品をもっと読みたいなあと思いました。
さまざまな背景が…
2021年1月23日
時代、国、異なってもそれぞれが切なくて甘くて…彫り師さんのはなしが続話で彫られる人たちの心と思いが胸を打つ…
お手頃¥でイインデナイ?
2008年4月20日
様々な事情を抱えた男達の駆け込み寺みたいな旅館・月針亭(主人は彫師の葵)で繰り広げられる、情愛・苦悩・離別再会…(1~10話)。2話完結スタイルで物語が綴られていきます。11話からは別ストーリーが2つ。 子供の頃に生き別れた兄との偶然の再会、しかし兄は男の情夫だった…!(1・2話) 娼館で出会った貿易商にひとめ惚れされた娼夫は、ついて来て欲しいとの彼の申し出を断ったがために…(3・4話) 月針亭の主人・葵がまだ若い役者だったころのお話。火消しと異人の恋物語…(5・6話)。セツナイです。 葵がまだ役者だった時に恋した、芝居の台本書きの先生と数年後に再会…、先生とその弟子の物語(7・8話)。大人になったから見えて来るものもあり…。 憧れだった役者の葵と小町の引退後、偶然会うことができた絵師が2人と熱く肌を重ねて解ったコトが…(9・10話)。葵と小町のちょっと前の過去がわかります。絵師と小町の物語、かな?
11・12話は別ストーリー→西と東を隔てる壁のせいで、一組のCPが愛情とパートナーの幸せの狭間で苦悩するストーリー。壁がまだホントにあった頃は、こんな人達も居たのかな。 13・14話→ウリや女でその日食えればいいと、どうでもいい生き方をしていた男が、ガキに金で買われたことから始まる物語。どちらも心に深い傷を負っていて、2人が出逢ったのは必然的だと思えてくる展開です。辛く悲しく、だけどアツく強く結ばれて…。最後バタバタと駆け込みっぽい終わり方でしたが、ストーリーは良かったです(ウルウル)。
全体的に絵柄が細くカタいイメージですが、慣れました。次々先を読みたいというよりは、2話完結スタイルだから、何かの合間にチョコット時間があったら1ストーリーずつ読める的な感じです。30pt×14話なら安くてお手頃かなと。
時代背景も。
2020年7月21日
時代背景も設定も良いし、話しもまとまっててそれぞれハピエンなのも良かったです。エロもしっかりあります。
臆病な心をほどく純愛?
2013年1月26日
また裏切られたら、また捨てられたら、また要らないと言われたら、…。自分の心守るために虚勢を張ったり、誰彼構わずだったり、無関心を装ったり、…。でも、心開くと、きっと見つかるかもと?思わせてくれるお話です。
最後は幸せに
2009年7月30日
入れ墨屋の葵を軸に、様々な恋路がどこか悲しくそれでいて熱く結ばれていく。全体的に綺麗にこじんまりまとまってるので、これが凄いってのはないです。けど短編としては総合的には十分じゃないかな。結末がアンハッピーは絶対に嫌って日にはオススメ。小町さんと哲が気にった方は 「海と君と瞳」の9話10話で続きが読めます。
ptは安いけど…
2009年6月30日
ポイントは安いですが、あえて購入するまでもなかったかな、というカンジです。特に後半の短編はあまり好きではなく、🅿購入して残念。
他の方のレビューにもありましたが絵柄も表情が固いし、人物の見分けがつかなくて違和感を感じます。
結局主人公が憎んでいたのは誰かもわからず終わってしまって、ストーリー的にも納得いかず…。
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ちょっとわかりずらい
2017年1月19日
話が飛んでいるのと、たくさんの人物が出てくるのとで、私は少し混乱しつつ読みました。
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全体的に
2009年8月16日
あまり自分好みの作品ではありませんでした…残念です。

絵は嫌いではないんですけど、ストーリー設定がちょっと…なので評価は2.5くらいです。
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作家名: 橘エイカ
ジャンル: BLマンガ
出版社: グループ・ゼロ
雑誌: 男子上等!