ネタバレ・感想ありインカ幻帝国のレビュー

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この少女漫画が読みたかった!
ネタバレ
2022年12月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作で1作目の「インカ幻帝国」と言う少女漫画、「幻のビルカバンバ」の続編だったんですね。主人公の「和子」と言う女の子が「コンドルカンキ」と言う旅行ガイドともう一度「古代インカ帝国時代」へとタイムスリップしたのが大変面白かったですし、彼女たちが前世で、それも生まれたままの姿で触れ合うシーンは僕自身のコミックシーモアデビュー作品であります「秘密の授業」に負けず劣らずエロかったです。「性描写のない少女漫画」や「迫力のないスポ根漫画」や「謎のない推理小説」は「気の抜けたビール」や「苦味の抜けたコーヒー」や「山葵の抜けた握り寿司」や「唐辛子やにんにくの抜けたキムチ」みたいなものですから。2作目の「樹霊の窓」、「しのぶ」と言う名前の、しかも生まれつき心臓に欠陥がある上に育児放棄されてしまいました女の子を主人公にしました「泣けてしまう物語」ですね。彼女は「樫の木の寿命」と共に儚く姿を消してしまいましたから。
ミステリー&ロマン
ネタバレ
2019年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「幻のビルカバンバ」から話が繋がっているので、両方読むと、より理解出来ます!
次元の違うお話で面白かった。
2018年6月3日
謎のある歴史の国のインカ帝国とか、そのマチュピチュとか、そもそもタイトルで気になったから、読んで良かったと思います。
普通の少女漫画とは明らかに違うから、どうしてこんなに難しいお話がかけるのか、すごいなぁと思いました。古代ロマン溢れるお話で、ラストのその後の想像とかして余韻に浸れます。
もう1話別の話が入っていますが、ボニータらしいミステリーな話が入っています。これは一回読むだけなら、の切ない話です。
現代×ファンタジー2
ネタバレ
2023年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「インカ幻帝国」→「幻のビルカバンバ」続編。ペルーから和子の所へ送られた石の卵から孵化した雛鳥。再びペルーへ向かった和子。恋と別離を繰り返すトパックと和子の恋の行方は?凄い結末。
「樹霊の窓」→しのぶにだけ見える樫の木の前にいる不思議な男の正体は……。2作品とも家族と離れ、愛する人と一緒に遠くへ行く最後でした。1988年発売。初出なし。
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作家名: 高階良子
出版社: 秋田書店
雑誌: プリンセス