196ページ、表題作+短編2作収録。
シリーズ通して、丁寧な展開が良いです。
本作は2人の出会い編。
次作、I LOVE HIM では過去のしがらみで拗れます。
その次のセンチメンタル・ロマンス はスピンオフ。
友人巽くんのI LOVE HIM の後のお話。
絵がとても綺麗でキャラ達がカッコいいです。
同人誌の描き溜めたものだそうで、お話が進む毎に地が出てきて外見より中身の可愛さが魅力になってきます（笑）
塚代の、普段はクール美人なのに猫というより幼児並の甘え、高江洲の、遊び人ぽいイケメンなのに料理も出来る面倒見の良いオカンキャラ、お似合いの2人で微笑ましいです。
高江洲ファミリーも良いキャラ。特にチビの双子はキュート。
付き合ってからもすぐに完結ではなく、その後の話もあって作者さんの心意気が嬉しい。
読後に満足感があります。
仲良い2人が沢山見れて、家族背景や過去の話もお話に幅があって楽しいです。
この方の作品は短編集の方が評価高いみたいだけど、私はこれくらい一つの話を最後まで満足できる位描いてくれる連載ものの方が好きです。
短編は、田舎の海辺での不思議な出会いと、隣人年の差幼なじみのお話です。
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