ネタバレ・感想あり狂い森の町~いびつな草木の司と迷い人~のレビュー

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幸せそうで良かった
2023年6月20日
他の作品も読んだが、どれもすごく好みで本作もとても良かった。盛り上がりは少ないかもしれないけど、感情の起伏は感じるし穏やかで残酷だけど、変にやさしくなくてとても好き
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狂ってて穏やかな寓話
2022年6月5日
子供の頃に読んだ不思議な寓話のような世界観。生き物や生活、倫理観も違う。しかし、それらがスッと入ってきて、子供の頃に読んだお伽話のような感覚になった。犯罪者の街が舞台なのに何処か穏やかで、だからこそ狂ってて世界観だけでも興味をそそられる。骨だけが美しい種族が抵抗することを知らず、そのまま絶滅させられた話とかはドードー鳥を思い出した。悪意に曝されてもそれを知らず、ただ生きる。そういう生き方だったのかなあの鳥さんも。まねっこ生物や、不思議な虫、そんな世界観の中に生きるBL。犯罪の街が舞台のこんな狂ってて穏やかな物語は、この作者さんにしか描けない気がする。作者買いしちゃうタイプの作家さん。
「雨降らしの森」と同じ世界
2014年1月24日
「雨降らしの森」と同じ世界です。サカキさんも話だけですが出てきます。
読めば読むほど不思議なお話です。完全なファンタジーなのに変な違和感やこじつけ感がないのは作者様の設定が緻密に考えられているからでしょうか。
雨降らしはほのぼのとしてましたが、こちらはちょっときな臭いです。最初の場所設定も狂いの森ですし。後半は、別の所に移り住みます。これには賛否両論あると思いますが・・・どうなのでしょう。
2つの世界を跨ぐ交流と慈愛の物語
2013年10月17日
ある日突然、異世界に迷い込んでしまう「迷い人」。この設定をモチーフにした話を作者は他にも作っています。今回の話で出会うのはちょっとイライラした普通の会社員と、異世界の治安の悪い街に住む植物使いさんで、今までにない展開がたくさんありました(ネタバレになるから省略します)。恋愛ものとしての進展は遅く、どこか静かな雰囲気です。でも初キスは酒臭い(笑)。時間が飛んだような随分唐突なラストでしたが、穏やかでじんわり後味の良い話。会社員の変化に対する周り人たちの反応はリアルにありそうで面白かったです。
じんわりほっこり
2023年11月12日
上中下ありましたが、正直なところ全体的に割とあっさりとした印象でした。
4コマは良かったけれど、文章で保管されていた部分をページ制限なく描かれていたらもっと雰囲気も深く楽しめたのではないかと、惜しい感じです。
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せつない。でも、結ばれた。
ネタバレ
2020年1月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人生捨てたつもりの不貞腐れ”気味な青年と、ある日突然異世界に招かれてしまったおじさんのじりじりと距離を縮めていく恋物語。最初は衝突しっぱなしだったのに、気がつかないうちに相手を認め求めるようになり、両思いになったと思ったらおじさんが元の世界へ強制送還されてしまいます。が、お互いを思いあう力が不可能を超え、今度は青年がおじさんの世界へ移動してお互いを求めあう。
設定については突っ込みたくなる箇所がなきにしもあらずですが、純粋に相手を思いあうところを楽しめるお話です。
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いもあん先生
2018年5月7日
囚人、雨降らしと同じ世界線らしいです。雨降らしよりは残酷な世界なのかなっと思いました。
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全巻読んで見た
ネタバレ
2014年5月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は盛り上がらず、続きを読んだら変わるのか。
1巻は115p。
ちょっと割高。
迷い込んで来たサラリーマンに色々説明して終わっている。もの足りんなあ。
作者のいつもの作品よりはダークな感じ。
結局全巻読んで見たが、他のシリーズと比べて、スタートダッシュが遅い気がする、
綺麗にいえば、丁寧とも言えるのだろうけど、値段の割りには、最後にどんでん返しか何か起きるのではないかと思わせといて何もなかった、そういう感じ。
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作家名: いもあん
ジャンル: BLマンガ
出版社: CLLENN