ネタバレ・感想ありそれは私と少女は言ったのレビュー

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マザーグースに彩られた「少女」の世界
2023年6月16日
マザーグースの「誰がこまどり殺したの?」になぞらえた、少女達の物語。オムニバス。
童謡に登場する、駒鳥、蝿、魚、ヒバリ、鳩、そして雀の名を持つ少女達。世界の中心に自分しか居ない「少女の世界」がそれぞれに展開し、ミステリー調にまとめられています。
塾講師の男が真性のクズなんですが、あまり怒りが湧かないのは、少女達がこの男を本当の意味では見ていない気がするからです。
「特別」に憧れる少女達を、残酷さと共に描いたこの作品。
残酷さもまた少女性の真髄であり、マザーグースを絡めたことでどことなく遊戯的な雰囲気もあり、とても好みです。
初見ではミステリーの筋道に気を取られていたため結末に拍子抜けした部分はありますが、「少女の世界」として心を惹かれる割合が多く、つい返し読みをしたくなるのでちょっとおまけの星5つ。
面白い作品。
2020年11月6日
一言で言えば、心理戦でした。ドキドキ ハラハラ ソワソワしながら読みました。
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独特だけど
2015年11月9日
他の方も書かれてましたが「誰が殺したクックロビン」調のミステリーというか独特な世界観。マンガよりも映画で見た方が面白そう。
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そういう話なんだー。
2018年5月4日
ストーリーのオチが気になり購入しました。
少女1人1人の心理が面白い。
でもそんなに意外性はなかったかなー…
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作家名: タカハシマコ
出版社: 講談社
雑誌: ITAN