ギャンブル、即ち、賭けごと、即ち、博打だ。競馬・競輪・ボートなど、レースそのものはスポーツだが、それに賭けることは博打以外なにものでもない。しかしその博打がまた面白いのだ。こんな昔の言葉を思い出した「バクチ、色より三分濃い」つまり、昔の人は色街で遊ぶよりも面白いと感じていたようだ。本誌にあるように、今でも人はセッセと足を運んでいるが。その博打で財を失い、路頭に迷う人も数多く居よう。「博打、場が食う」ともいわれ、最終的には、胴元つまり主催者の懐に入るのだ、ともいうではないか。分かっちゃいるけど止められないって。しかしここで考えてみよう。博打をするのか、しないのか、自分自身で賭けるのだ。しなければ自分の勝ち、すれば自分の負け、その分貯金だ。そんなくだらんことを、と思えば意志薄弱だ。競輪選手、関優勝とその奥さんの苦労を垣間見て、それでもするというのなら「ホドホド」という鉄の意志を持とう。