先に言っときますが、MARIA先生の大、大、大ファンです。綺麗な画が 大好き。ちょっと こじれた感半端ない内容が大好き。さて、この作品ですが、私は 公言したとおり、MARIA先生の大ファンですが、一度 読み始めて ギブアップしました。余りにも、どう解釈していいのか、どこに心を持っていいって読んでいいのか、わからなくって。そして、時を経て、もう一度 トライ。実は この時、完結していて、最後がどうなるか、を知った上で読みました。そうじゃないと、ちょっとね、ヒロインに頭来てたんですよ、余りにも フラフラしているなぁ、と思って。心を落ち着かして 読んだら、最後、涙崩壊しました。やっと 幸せを掴まなければいけない彼が 幸せをつかんだので。そこは むっちゃ 感動。プラス、彼の顔、好き! この作品は ヒロインに感情移入しないで、ただ単に 傍観者として 読むほうが いいです。心の傷を負っているからなのか、この娘の心の動きが むっちゃ不安定で いつも 心の拠り所を探しているような気がして 実際 読んでるうちに ちょっと かわいそうな気もしました。と、言えば、彼女の親友もね、可哀そう。好きを隠して生きていかなければいけないのは、ほんと可哀そうだな、と。でも、最後は みんなが みんな居場所をみつけたので 良し。何よりも、彼が幸せになれたので 良かったです。