割と真面目に寺修行な感じでした。老師さまがちょっとオネエ系なゲイなので、広い心をお持ちなお寺さんなのかもと思う設定(^^;でも、お寺の知識的な事はきっちりリサーチされているみたいなので、多分修行の内容とかはちゃんとしたものなのかと思われます。色んな事から逃げたくて寺に縋った知真(ちしん)と、父の寺の跡を継ぐ為修行に来たものの風貌がやんちゃな慧樹(けいじゅ)との、心の繋がりを描いた感じで、慧樹が思ったよりも真っすぐで単純で(^^;真剣に知真と向き合ってくれたことで、知真の心の弱い部分を出す事が出来て、それまで蟠っていたものが吐き出せて、本当の意味で救われます。人の出会いって大事ですね・・。宗教には拘りがありませんが、いつの世も先人の教えには深くて心に滲みるものがあり、素直に受け入れられる時期というものもあるんだと思います。思いのほか良いお話しでした(^^あ、一応エロ的なものもありますよ♪画も好みなので他の作品も読んでみたい作家さんでした。