読み放題で3巻まで読めてすっかり取り込まれてしまいました。かなりのBLを読みましたがまだこんな大作があったなんてなんで知らなかったのか分からないくらい良かったです。続きともう一度全部を読みたくなり書店に走り全巻購入してきました。八代の過去が切なすぎて…ここまでの生きてきた過程が彼を構築し、やくざものなのもあり切なくも強く暗くなりすぎず、でも闇も深く…読んでいてギュッとなりっぱなしです。過去も消えないし何をもって幸せかは分かりませんが、百目鬼と共に幸せを知って生きていってほしい。百目鬼には良い方向に八代の闇を壊してあげてほしい。まわりにいい人が多くて暗い中にもホッとできるのも助かります。二人が本当に一緒になれたとき号泣だろうな。こういう世界なだけに心通ったのにいない…なんて悲しい結末だけは望みません。それくらい深くはまる作品です。