退魔系作品としては隠れた名作です。
大技を放つ際は詠唱しながら術を使うのは、精霊使い側も妖魔側も格好良かったです。
宿敵の巌倉辰箕が出て来てから話はどんどん膨らみ、定番の信長復活まで行き風呂敷を広げまくりましたが、話的に破綻はきたしておりません。
こういう作品では主人公側が誰も大して怪我を負わない、死なないという事が多いですが、相棒の弥生が連れ去られ手駒にされたり、父親や妹など他の精霊使いが倒されたりと結構ハードモードです。
主人公の流魔とパートナーの弥生に絆がある様に、宿敵の岩倉と配下の斗夜にも絆があったのは敵キャラの深みが増してよかったです。