ネタバレ・感想あり夢で逢いましょうのレビュー

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後書きが良い
2024年9月19日
私の頓珍漢なレビューよりも、巻末の後書きを読まれる方が良いかと。アンモラルな物を詰め込んだ5編・326頁の短編集(再編モノ)。臍から手を突っ込まれてヒィヒィ言わされる感覚を味わえます。
ナオキ・ワンダーランドへようこそ
2022年3月8日
1ページ目から「ぎゃあ~~、無理無理無理無理、むーりー!!」と思った漫画は初めてです。
フォロー様のレビューで作者様が気になり、なんとなくこちらの作品に惹かれて読んでみました。好奇心と怖いもの見たさです。
そんな興味本位を打ち砕くかのようなディープ・インパクト…扉絵から強烈すぎる。

でもこれが…面白いんですよ!
タイトル作品『夢で逢いましょう』はス カトロビデオ男優と、潔癖症の女性の物語。
いろいろ特殊すぎて、「ひえ~~」と思いながらもガンガン読めてしまう。

他に3作品が入っています。
最初の話以外は、どれも幻想的なお話。
一見支離滅裂に見えるけど、不思議とあとを引く余韻がある。

とくに「のんきな姉さん」…思いつくままに描いているように見えて、実はきっ…ちり、話が組み立てられている。
ミルフィーユみたいにそれぞれの人物の話をぎゅうぎゅうに多層的に織り込んで、ひとつの話として仕上げてる、そのテイストの不思議感…。
フォロー様がお気に入りなの、すごくわかるような気がする。

タイトルは本の中折りに書かれていたコピー。
"ナオキ・ワンダーランドへようこそ 新しい幻想風景 見てますか?"――
とてもうまくこの作品を言い表していると思います。
かなりマニア向けの作品。

【2023.1.1 追記】
再読。☆を4から5に変更しました。
初めて読んだときには作品のアクの強さにあてられて、イマイチ自分の中でハマらなかったのですが、今でもふとこの作品を思い出す。
やっぱり「のんきな姉さん」、すごいなと。
他の作品もまだ自分の読み込みが甘いのかもしれないけど、とにかく評価は文句なしの☆5に変更しました
大胆
2023年8月7日
自分は、山本直樹先生の描く女性が好きです。
また、主人公のたちの不安定な精神状態も面白いと思います。
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作家名: 山本直樹
出版社: 太田出版
雑誌: EROTICS f