ネタバレ・感想ありウツボラのレビュー

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時間をかけて読むべきだった
2025年4月13日
2巻一気に読みましたが、最後の方自分の中で理解しきれず?が少し残ってしまいました。ラストが知りたい欲に負けて一気読みせず、2周目は少し日が空いたらゆっくり時間がある時に楽しみたいと思います。
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ウツボラを巡る
2023年12月6日
ビルから飛び降りる長い黒髪の女が、重力に引き寄せられる。
溝吕木 舜の作家としての才能、作品「ウツボラ」
藤野朱の双子の妹、顔のない死体。
編集者辻
警察官2人
こよみちゃん
秋山富士子
愛?性欲?美しい姿をした若い女と才能と
藤野朱
2巻で全ての伏線が、回収されます。
そして、新たな息吹が宿る
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様々な解釈ができる作品
ネタバレ
2023年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 中村明日美子先生の美しい研ぎ澄まされた線。言葉。朱と桜。溝呂木と辻。こちらとあちらの曖昧な線引き。なぞを謎のままにしてもいいじゃないかと思う。作家と慕う女。最後の2人はとても幸せそうでした。生きるってことの意味はそれぞれに違うから。ラストのエピローグのシーンに繋がっていくんです。
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一回じゃ消化できないやつ
2023年8月2日
素晴らしい。さすが中村明日美子先生。
独特な絵が導入から読者を鷲掴みにし、話を更に盛り上げます。
まさに中村明日美子ワールド。全てが完璧。
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毎日無料
2023年4月3日
【2巻の冒頭まで毎日無料で読めます】
ある女性の死をきっかけに動き出す推理物ですが、推理だけにとどまらず、『人が生きる理由とは何か』『作家の業とは』 を見せつけられた作品でした。 作家さんに限らず、芸術家さんは根本に常にこのような命題が渦巻いているのでは、と思わせる作品でした。 (その命題を発露させうる人が芸術家とも言えるのでしょう) 漫画なのに小説を読んでいる気分になりました。
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創作する者の業に作者を重ねて読んで
ネタバレ
2022年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画家が創作する者を描くとき、そこには、その漫画家の創作者としての想いが溢れ出るように思う。小説家溝呂木と、顔のない遺体とその双子の妹を名乗る三木桜の関係と「ウツボラ」という藤乃朱(あき)名義で新人賞作品として応募した作品がもたらす、溝呂木が発表した同名の小説の盗作疑惑を巡るミステリーとを並行して描いた本作は、中村先生の緻密な構成…複数の話者による考察や台詞により、読者は困惑させられるが、丹念に読むと真実がようやく分かるという…と、滑らかな筆致で丹念に描かれる絵に魅せられる作品であると共に、通底している創作者にとっての才能と、読者の期待や欲求が時には創作者を追い詰めるという緊張感が、読み手の神経を尖らせる実に読み応えのある作品だ。
既に沢山の考察がされている作品であり、調べようと思えば、数々の意見に接することができる。自分が最も印象的に感じたことは、創作に真摯に自分の中の一番繊細な部分をさらけ出している作家ほど、それが受け入れられなかったり、全てを削り出してしまい、もう表現したいものがなくなることは、もはや生きていないのと同じだ、と作家達は理解していること。なのに、読者の期待が時に作家を追い詰め、禁じ手まで使った挙げ句、作家自身を追い詰めてしまう姿に創作の困難さを感じた。溝呂木は朱が捧げた生命に書く意欲を取り戻すと共に、書き上げた後、姿まで若々しくなり、更に幼少期の事故か心因性で性的不能だったのに、子をもうけるまでに活力を取り戻す。作家としての意欲と生命力が繋がっていることを象徴するシーンが、何とも印象的だった。そして、溝呂木は自分の生命と引き換えにウツボラを書き上げた後、死を選ぶ。その前に、姪のコヨミと交わす、本当に大切なものは作品ではなくコヨミだったんだという言葉が、逆説的に創作する者の業を物語っている。人間として生きることを優先していれば、作家としては死んだも同然でも生命を絶つことはなかっただろうが、溝呂木の表情からは、言葉とは裏腹に作家としての生命を燃やし尽くせたことに対する満足感が伺えるのだ。中村先生は、この作品完成前に休筆宣言をした時期があり、どうしても溝呂木に中村先生を重ねて見てしまう。そのような創作に対する姿勢や作品へのこだわりが、数々の素晴らしい作品を生み出しているのかと思うと、こうべが自然と垂れる。3月にBSでドラマ化決定おめでとうございます。
中村先生の世界観にどんどん溺れていく
2022年4月6日
作者さんの作品の中で、ウツボラは特に大好きな作品です。全てがすごすぎる。特出したものに出会った時って言葉も出てこないとよく言われますが、まさにそんな状態になるような作品です。作品の中の全ての要素がこの物語の世界観を創り上げていますね。どの要素も1ミリとして見逃せない
ミステリー
2022年1月30日
明日美子先生の振り幅の広さには驚かされます。コメディからシリアス、これは本格ミステリー。この人の才能って、ほんとに、計り知れない。絵も悪魔的にキレイで特に女の人の裸体が背徳的。
自分という境界の曖昧さについて
ネタバレ
2021年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公である作家(スランプ気味)が、作家の作品になりたがった女と、その女を利用して横領から別人になろうとした女により盗作させられ…という話です。
担当編集、作家の姪と刑事二人…と、全2巻にしては人物がおおいのですが、メイン人物8人それぞれの劣情と激情を淡々とたった2巻で描ききった凄まじい作品だと思います。
大正の文豪の人生を、現代にトレースしてさらにミステリと耽美を加えたような。明日美子先生のBLと少女漫画のファンですがいや、素晴らしかったです。
作家が理想とする女の顔に二人が整形し、自己というくくりが曖昧になる女と、盗作してしまい作家としての己を曖昧にしてしまう主人公との対比が美しくも悲しい。
主人公は作家としての自分を求めたけど、作家じゃなくても自分を求めていた女が2人いたという終わりも文学的で好きです。
これは一度読んで理解する作品ではありませんね。何度も読んで都度新しい視点から物語を見ることができる。耽美に抵抗がなければすごくお得な作品です。
文学的なサスペンス漫画
2021年1月16日
自分の読解力が薄くて、2周り読んで内容理解できました。 読んでいけばいくほど、続きが気になるサスペンス。 キャラクターの心情の描きかたや、構図も好きな漫画でした。
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すごいです
2020年10月21日
作者買いです。中村明日美子さんの作品は全て素晴らしいですが、これはとんでもない作品ですね。実写化されて脳内に放映されました。
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世界観が好き
2019年4月28日
何かのサイトでこの漫画が面白いと書いていて、それでまとめて購入。買って良かった!何度読み直しても面白い。不気味で美しい儚い世界観がたまらなく好き。
すごい作品です
2018年3月21日
本格的なミステリー。漫画でこのレベルはすごいです。さすが中村先生。もっと早く出会いたかった!
スゴいです
2018年1月24日
どんどん中村センセイの世界観に引きずり込まれてうーん、ウーン、う~ん頭の中で唸りながらラストへ パァァと大きく窓が開かれた様な開放感がオチ着く良さでした。
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面白い(^o^)
2017年9月11日
世界観が好みで面白かったです!他の作品も読んでみようと思います♪
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鏡合わせのような世界観
ネタバレ
2017年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 登場人物を二極化して鏡合わせにする事で誰が誰か境界が曖昧に成ってゆく世界観が面白い。
私は秋山富士子が書いたと見せかけて、実は三木桜(浅xx=OL)がウツボラを書いたんじゃないかと思う。秋山富士子は溝呂木熱狂的ファン(ストーカー)で三木桜と出逢う前から手紙と小説を送っていたのだから、一見、小説を書いたのは秋山だと思うけど、一巻の終わりの方に「趣味で書いて人に見せたのはあなたが初めて」と台詞にある事から。三木桜(OL)が書いたモノを秋山富士子が勝手に送り、そして同時に桜自身も出版社に送った事、そして憧れの溝呂木と桜が接触した事、それらをきっかけに、桜がとある計画を立て、富士子が三木桜に化ける。二人は共通して溝呂木のファンであるが三木桜(OL)は富士子と自分の目的が違うことに気付く。三木桜は自身が死ぬ事によって溝呂木の作品の中で永遠になろうとする。富士子は自身が小説を送った事と入れ替わりをきっかけに三木桜が死んだ事を悔やみつつも、二人で立てた計画である「溝呂木にウツボラを完成させる事」を遂行。同時に富士子は桜同様に投身(溝呂木に完成させるため)、しかし未遂をした時に完全に桜とシンクロ(髪が桜の長さであったり台詞とか)する。だから一度失敗したが彼女のおかげで完璧になったと言ったのは心が桜になってるんじゃないかなと私は思った。富士子自身は本来純粋に溝呂木が好きだったと思う。それが桜との接触で歪んでいったようにも見える。桜のほうがより究極のモノを求めたというか。
いろんな考察をネットで見て人それぞれ解釈がいろいろあって、何度も読み返せる。
もう一度読んだらまた私の解釈も変わるかもしれない。
鏡合わせの様に増殖する真実の世界観が素晴らしかった。
結局わからなかった所あり!
ネタバレ
2014年8月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ だけど面白かった!!表情がすごく丁寧に書かれてて最後髭を剃った先生のあまりの素敵さに釘付けでした!!ページめくって目に入った瞬間にギュッと切なくなるほど素敵だった!!
独特
ネタバレ
2024年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり独特な世界観のまんがです。絵も独特で魅せる絵だな~って引き込まれる。朱や桜の目をじっくり見ると怖いけど。ミステリ要素にもどんどん引き込まれますが、ちょっと何度か読まないとどういうことか分からないかも。そこが不思議で魅力のあるところです。
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難しい作品
2021年11月17日
目を凝らして慎重に読んでいないと置いていかれるスピードがあります。
私はその置いていかれた側なので、もう一度読みます。
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星が少ないのは怖かったからです。
2021年9月18日
作者さん買いです。耽美でした…。そして、ストーリーも絵も抜群にこわかったです。怖すぎたので☆一つ減らしてしまいました。私にとってはトラウマレベルでした。
初めての作家さん🪑
2019年8月8日
一巻までは止まらなく読んだが二巻はちょっと停滞気味に感じた
個人的な感想ですが要らないシーンがけっこうあった
絵は毒があって美しい
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難しい
2015年8月1日
難しいお話で途中までは理解できたけど、ラストあたりで、え?どうゆうこと?ってなりました。今だに理解できてません(笑)読解力が必要です。でも世界観が素晴らしいので☆4で。
流石
2014年11月12日
不気味な雰囲気で進んでいきます。ちょっと怖いな・・・って感じですが、ラストまで是非読んで欲しい作品です。絵は言うまでもなく色気があり、美しい。
難しい
2014年6月18日
私の理解力が足りないのか、一度読んだだけでは、分からないところが多かったです。なので私は☆4です。言葉よりも、絵を見て判断するところが多いようです。あと、iPhoneのディスプレイでは、小さくて少し物足りなかったです。文字や表情が見づらい気がしました。元々も大判サイズのコミックのようですし、大きいディスプレイの方が、より楽しめそうだと思いました。
清廉
2014年5月20日
はじめは恐る恐る読み始めましたが、気がつくとあっという間にラストまで読んでしまいました。深まる謎と登場人物の抱える闇、雰囲気は暗くないのにすぐ隣に暗い深淵がある感じ。
息を詰めて読みきってみれば、残る後味は清々しいくらいの爽やかさ。
単純な話でも明るい話でもないですが、読後はすっきり清々しい。読むならどうぞ、途中で止めずラストまで読みきって下さい。
簡潔すぎて
2025年5月11日
複雑な内容なのに2巻で完結は
私には不可解な事が多すぎて難しかった
読み直します
まだ分からない事がいっぱい
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妖しい世界
2018年7月19日
作者買いです。絵柄に合った妖しい世界。ただ少しわかりにくいです。どこがどうなったのか、編集者とのやりとりとその結果も。よくよく読まないと難しいかったです。
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