ネタバレ・感想ありサーカス殺人事件のレビュー

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「推理ものの少女漫画」が増えて欲しい
ネタバレ
2022年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作で1作目の「サーカス殺人事件」に登場しています、サーカス団の「笹木浩二」と言う男、とんでもないエゴイストですね。自らが所属するサーカス団を思いのままに操ろうとして「麗」をはじめ同じサーカス団員を次々と殺していきましたから。とにかく、主人公の「堀川沙良」と女の子が「樹野本零」と言うサーカス団員に救出されて嬉しかったです。2作目の「地獄岳殺人事件」に登場しています「浅沼リエ」と言う女の子の養父には無性に腹が立ちました。血が繋がっていないとは言え、自分の娘に手を出すなんて…!最近ではこの手の事件のニュースがよく報道されていますね。とにかく主人公の「萩野杏子」が何の罪もない女の子で本当によかったです。3作目の「無花果殺人事件」も「無数の無花果が殺人事件を解決する」と言う素晴らしいあらすじでした。4作目の「緋色の悪夢殺人事件」に登場しています「篠田」と言う男、殺人事件の被害者とは言え、腹の立つ男ですね。主人公の「津河真貴」と言う女の子にストーカー行為をした上に奥様の「容子」を死へと追い込み、「自業自得」とでも言うべきでしょうか、挙げ句の果ては「真貴」の双子の姉妹の「相模実咲」に殺害されましたね。死してなお「真貴」と言う女の子に「殺人容疑」をかけたのですから、まさに「悪霊」ですね。
殺人事件シリーズ2
2023年1月5日
「サーカス殺人事件」→とある街にやって来たサーカス団。そこで起こる不可解な事件。怪しげな埋蔵金話。サーカスと言うと「血まみれ観音」を思い出します。プロフェッサーが良いキャラ。
「地獄岳殺人事件」→記憶障害の主人公。地下で死んでいたクズな義理の両親。つきまとう男。やり手刑事のお陰で一件落着。
「無花果殺人事件」→主人公の姉や生徒の行方……。無花果食べまくる教師とか怪しさ満載。異母兄弟姉妹ネタ多いです。
「緋色の悪夢殺人事件」→主人公が呼び出された先で起こった飛び降り自/殺と悪夢。双子の運命が別れたことにより、あまりにも片方が辛い。2003年。初出なし。
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作家名: 高階良子
出版社: 秋田書店