いやBLなんだけど(エロも多いし)、でもその枠に留まらない。
最初はただ欠陥スパダリと妖艶詐欺師の駆け引きだったのが、ミステリー&ハードボイルドに展開して、兄という天敵登場で若干ラブコメにシフトしてからのハードボイルド回帰。絵の雰囲気があまり重くさせてなくて、ストーリーのテンポが良いので一見軽く見えますが、めちゃ読みごたえがあります。
槇尾はだんだん可愛くなるし、周りのキャラもどんどん濃くなっていく。それはもう、伊勢の人の良さが箸休めに見えるほどに(笑)
合間に和智の苦悩がちょこちょこ挟まってるところも良くて、7巻まで一気に読みましたが、まったく飽きなかったです。
個人的に一番やられたのは杜江さんの男前ぶりでしたが(笑)