168ページ、表題作3話(描き下ろし後日談9p付)+犬と猫の素敵なお仕事(シリーズ関連3組登場のバレンタイン)26p+山田中シリーズ18p、計4作品の人物が登場。
犬も歩けば~のスピンオフシリーズ。
<1野蛮な愛情→2野蛮な恋愛→3不埒な純愛→4秘密の熱情→?>
他のおまけ収録も多いので、表題作自体はページ量が少ない。
山田中は別で1冊出てるし(重複収録)、確かに1冊としては希薄というか損した気分かも。
うーん、絵はきれいでこういうキャラが好きな方にはいいかもだけど、ストーリーが希薄かなぁ。
ここまで2冊、いきあたり的な話ばかりで深みや厚みがない。
言うなれば、同人誌的な作者さんの思いつき展開・趣味的作品ぽいような。
やっと想いが形になってきそうだけど、それもいまさらですか、とも思うし(笑)。
1冊だけ読んでもいまいちわかりにくく、せっかくなら順番にシリーズ読まないとストーリー的な面白さがなさそう。
ガタイの良い横暴スパダリ、いかにもBLファンタジーな話が好きな方には楽しいかも。
ストーリー重視の方には物足りない。
絵もキャラも好きなだけに、ちょっと残念。