才色兼備な姉がいる梅ちゃん。高校入学前のある日 家の電話が鳴り電話に出る梅ちゃん。その電話は知らない男の子から姉への告白。間違っている と言い出せず途中で電話を切ってしまう。しかもその男の子が梅ちゃんの高校の同級生の純太だった…という話。ヒロインの梅ちゃんが大好き。友達にも他人にもましてや母にも姉と比べられるばかりの梅ちゃん。それなのに卑屈にならず真っ直ぐで他の人の痛みとかもわかってあげれる優しさを持ってるところがホントに好き。梅ちゃんの笑顔は最高です。そして固定電話から始まる恋っていうのにキュン。スマホ普及しすぎの現代では絶対に成立しないこの恋を昔を懐かしみながら読みましたね〜。色々な意味でこの作品はとっても素敵で面白かった。